日立、ノートPCにも内蔵できる世界最小の指静脈認証装置を開発
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日立製作所は3日、指の静脈パターンを用いて個人を認証する「指静脈認証装置」の大幅な小型化技術を開発し、この技術により容積19ml(幅34×奥行き39×高さ15mm)の世界最小サイズとなる指静脈認証装置を試作した、と発表した。同装置は、同社の従来装置と比較して、容積が20分の1になったという。
今回の開発では、下から光をあてる「下方照射方式」を新たに開発したことで装置のフラット化を実現しており、ノートPCやPDAなどの携帯端末分野への内蔵が可能になった。同社ではこれにより、「従来以上に幅広い範囲で、指静脈による本人確認が行えるようになる」としている。
下方照射方式は、光源をカメラと同じ指の下側に配置し、下から光を指の先端と根元だけに入射する方式。この方式は、指の中で散乱した光のうち、指の中央部を透過した光だけを集光し静脈パターン画像を得るという、新しい光学系技術だとしている。
今回の開発では、下から光をあてる「下方照射方式」を新たに開発したことで装置のフラット化を実現しており、ノートPCやPDAなどの携帯端末分野への内蔵が可能になった。同社ではこれにより、「従来以上に幅広い範囲で、指静脈による本人確認が行えるようになる」としている。
下方照射方式は、光源をカメラと同じ指の下側に配置し、下から光を指の先端と根元だけに入射する方式。この方式は、指の中で散乱した光のうち、指の中央部を透過した光だけを集光し静脈パターン画像を得るという、新しい光学系技術だとしている。
《村上幸治》