NECエレクトロニクス、世界に先駆けワイヤレスUSB用LSIを製品化
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NECエレクトロニクスは、PCやデジタル家電製品と周辺機器との間を無線で接続できるインターフェース規格「Certified Wireless USB(ワイヤレスUSB)」に準拠したシステムLSI「μPD720170」を世界で初めて製品化し、12月15日よりサンプル出荷を開始した。サンプル価格は5,000円で、量産の開始時期として2006年度第1四半期が計画されている。
また同社では、μPD720170を用いた製品の評価や開発を容易に行えるようにする支援策として、製品の完成状態に極力近くなるよう同社が作り込んだリファレンスボードを開発。無線規格「UWB」の物理層チップメーカー複数と協業して、2006年度第1四半期中に開始すると発表している。
μPD720170は、米インテルの主導で策定が進んでいるインターフェース規格「WHCI(Wireless Host Controller Interface)」に準拠したホストコントローラLSI。このLSIにより使用可能となるワイヤレスUSBは、USBの開発・発展を司る団体「USBインプリメンターズ・フォーラム」が策定した規格で、現行のUSB2.0と同等の最大480Mbps高速無線通信が、直径最大10メートルの広範囲で実現できるようになるという。
また同社では、μPD720170を用いた製品の評価や開発を容易に行えるようにする支援策として、製品の完成状態に極力近くなるよう同社が作り込んだリファレンスボードを開発。無線規格「UWB」の物理層チップメーカー複数と協業して、2006年度第1四半期中に開始すると発表している。
μPD720170は、米インテルの主導で策定が進んでいるインターフェース規格「WHCI(Wireless Host Controller Interface)」に準拠したホストコントローラLSI。このLSIにより使用可能となるワイヤレスUSBは、USBの開発・発展を司る団体「USBインプリメンターズ・フォーラム」が策定した規格で、現行のUSB2.0と同等の最大480Mbps高速無線通信が、直径最大10メートルの広範囲で実現できるようになるという。
《村上幸治》