ニコン、一眼レフ用の手ブレ補正技術を継承した810万画素コンパクトなデジタルカメラ
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COOLPIX P3は、ワイヤレスで画像データ転送やダイレクトプリントができるIEEE802.11b/g準拠の「無線LAN通信機能」を搭載したモデルで、同P4は無線LAN通信機能を持たないスタンダードモデルとなっている。価格はいずれもオープンで、市場想定価格はP3が50,000円前後、P4が45,000円前後。
COOLPIX P3/P4は、ハイアマチュアユーザー向けに開発された、画質、機能を重視したCOOLPIX「P:Performance(パフォーマンス)」シリーズの新モデル。一眼レフカメラ用の交換レンズで培われた高精度な「VR(手ブレ補正)」、より魅力的なポートレートを撮影するための「フェイスクリアー機能」など、最新テクノロジーの数々が集約されているという。
また、810万画素という高精細さを活かすため、絞り優先オート、11点のワイドエリアオートフォーカス、アドバンストシーンが設定できるシーンモードなどを採用。これらにより、撮影者の意図を確実に反映でき、各機能と相まって高精細で美しい画像の撮影が行えるとしている。
1/1.8型830万画素原色CCD、35mmフィルム換算で36〜126mm相当の光学3.5倍ズームニッコールレンズを搭載し、約15万画素の2.5型液晶モニターを装備。レンズのF値はF2.7〜F5.3で、シャッタースピードは8〜1/2,000秒まで対応する。
本体サイズは幅92×高さ61×厚さ31mm、重さは約170g(バッテリー、SDメモリーカードを除く)。電源には交換可能な専用リチウムイオン充電池が採用されており、連続撮影枚数は約200枚。記録媒体にはSDメモリーカードが採用されているのに加え、内蔵メモリとして23Mバイトを搭載する。
《村上幸治》
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