【PIE2006】カメラからプリンタまで充実のキヤノンブース
IT・デジタル
その他
注目記事

ブース内には最新機種の展示だけでなく、同社の強みであるトータルプリンティングソリューションを駆使したデジタルフォトスタジオのデモや、体験コーナーなどが用意されている。特に「EOS Digital & PIXUS撮影体験ステージ」では、発表されたばかりのデジ一眼「EOS 30D」を使って実際にステージ上のモデルの女の子を撮影し、RAWデータの現像から、画像補正、PIXUSによる印刷までをその場で体験することができる来場者参加型のイベントだ。デジタル一眼に敷居の高さを感じている人や「EOS 30D」の操作性や画質に興味がある人は、ぜひこの機会に同コーナーで試してみてほしい。
コンパクト機のコーナーも充実していて、先日発表されたばかりの「IXY DIGITAL」シリーズや「PowerShot」シリーズの最新機種を筆頭に、実際に触れるデモ機が多数用意されている。見所は、シリーズ初の手ぶれ補正と4倍ズームを搭載したIXY DIGITAL 800ISだろう。発売は4月中旬なので、購入を検討している人は会場で事前に触ってみるとよいだろう。また、ブース左奥では、既存製品「IXY DIGITAL WIRELESS」のファームウェアアップデートにより提供される新機能であるカメラ同士のデータ転送のデモも行われている。アップデート時期は5月を予定しており、Macへの転送もサポートされるという。同機のユーザは要チェックだ。
プリンタ関連の見所は、12色の顔料インクを採用したA2ノビ対応インクジェットプリンタ「iPF5000」だ。高品位なポスター写真の印刷が手軽に行える。発売は4月を予定しており、価格は278,000円。また、その隣には、圧巻の60インチ対応超大判プリンタが参考出品されている。インクの種類や色数は非公開で発売時期も未定とのことだが、完成度は高く、その迫力は一見の価値がある。
《竹内充彦》
特集
この記事の写真
/