レノボ、Core Duo T2300E/Celeron M 410搭載のA4ノート「ThinkPad R60/R60e」

　レノボ・ジャパンは30日、CPUにCore Duo T2300Eを採用し、Centrino Duoモバイルテクノロジを搭載したA4スタンダードノート「ThinkPad R60」4モデルと、Celeron M 410を採用したA4ノート「ThinkPad R60e」6モデルを発売した。価格はオープンで、直販価格はR60が181,650円から、60eが105,000円から。

　ThinkPad R60は、CPUにCore Duo T2300E（1.66GHz）を搭載するほか、シリアルATA接続のHDDを採用したA4スタンダードノートPC。「ThinkPad T60」や「同 Z60」など最新のThinkPadシリーズ同様にマグネシウム合金製の内部補強シャーシ「ThinkPad Roll Cage」を搭載したことにより、筐体の剛性やシステム本体の堅牢性が向上しているという。

　さらに、ThinkVantageハードディスクアクティブプロテクションシステム（HAPS）や、「HDDショックマウンテッドドライブ」などをあわせて搭載することにより、高いHDD保護機能も有している。

　また、全モデルに最新の「TCG1.2」に準拠したセキュリティチップと指紋センサーが搭載されている。

　ThinkPad R60eは、CPUにCeleron M 410（1.46GHz）を搭載したスタンダードノートPC。R60と同様に、ThinkPad Roll Cage、HAPS、HDDショックマウンテッドドライブなどを搭載している。

　本体サイズは共通で幅332×奥行き269×高さ37〜40mm、重さは3.1kg（R60eのCD-ROMドライブ搭載モデルのみ3.0kg）。バッテリー駆動時間は、R60が5.3時間、R60eが3.8時間（JEITA測定法1.0）。

　ThinkPad R60/R60eの主なスペックは以下のとおり。

●ThinkPad R60
・CPU：Core Duo T2300E（1.66GHz）
・メモリ：512Mバイト（最大2Gバイト）
・表示部：15型XGA（1,024×768ドット）液晶ディスプレイ
・グラフィック：GMA 950（チップセット内蔵）
・HDD：40Gバイト/80Gバイト（5,400rpm、シリアルATA）
・光学ドライブ：CD-RW＆DVD-ROMコンボドライブ/DVDスーパーマルチ2層対応ドライブ
・ネットワーク：Gigabit Ethernet、無線LAN（IEEE802.11a/b/g対応）
・インターフェース：USB2.0×3、IEEE1394、VGA出力、Sビデオ出力、PCカード（Type II）、Expressカード/54または同/34

●ThinkPad R60e
・CPU：Celeron M 410（1.46GHz）
・メモリ：256Mバイト/512Mバイト（最大2Gバイト）
・表示部：15型WSXGA+（1,400×1,050ドット）液晶ディスプレイ
・グラフィック：GMA 950（チップセット内蔵）
・HDD：60Gバイト/80Gバイト（5,400rpm、シリアルATA）
・光学ドライブ：CD-ROMドライブ/CD-RW＆DVD-ROMコンボドライブ/DVDスーパーマルチ2層対応ドライブ
・有線LAN：Gigabit Ethernet
・無線LAN：なし/IEEE802.11a/b/g対応
・インターフェース：USB2.0×3、VGA出力、PCカード（Type II）