イーステーション、成人向け作品の供給業者としてハイビジョンVODサービスに参入
ブロードバンド
その他
注目記事

イーステーションは、SKYPerfecTV!で「ミッドナイト・ブルー」「フラミンゴ 903」「スプラッシュ」の成人向け3チャンネルの配信などを行ってきたが、ハイビジョン品質の成人向け作品の提供は国内初となる。オンデマンドTVでは4月15日より加入者に向けて「ハイビジョン先取り体験キャンペーン」を展開し、7月上旬より全会員に向けてサービス提供を開始する予定。今回のコンテンツ供給はそれに合わせたものとなる。
6月5日に都内で行われた記者発表会では、顧客のニーズに応える形で今回のサービスに踏み切った経緯が明らかにされた。さらにサービス概要がプレゼンテーションされた後、初期参加メーカーが発表された。専門レーベルとなるMAXINGをはじめ、GLAYz、EXfactor、V&Rプランニング、カルチャークラブ、STUDIO SOUL、e-muse、ソフトオンデマンドと、国内有数メーカーが参加して8ブランドでのスタートとなる。
そして出演タレントたちが水着姿で登場して、発表に華を沿えた。司会進行の蒼井そらと荒井美恵子(元ギリギリガールズ)の紹介の後、宮路ナオミ、水元ゆうな、若菜ひかる、みひろ、小沢菜穂、早坂ひとみ、そして範田紗々が次々に舞台でポーズ(吉沢明歩はビデオメッセージのみ)。そのままトークショーとなった。「オンデマンド」や「ハイビジョン」といった単語にはあまり馴染みがない、との話だったが、「毛穴まで映っちゃうって聞いて、今日はお肌を整えてきました(笑)」といった裏話も飛び出して、これから始まる「ハイビジョンアダルトVOD」に興味津々といった雰囲気だった。
実際のコンテンツについては各社制作中のようで、会場でハイビジョン品質の作品を確認することはできなかったが、次世代のハイビジョンVODを支えるコンテンツ群の柱として、やはりアダルトもかかせない部分。さまざまなAV機器はアダルトを背景に普及してきた、というのはやはり見逃せない側面だ。そういう意味からイーステーションの試みに期待したい。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/