トレンドマイクロ、Excelの脆弱性を悪用したゼロデイ・アタックを警告
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トレンドマイクロは、Excelファイルを通じて感染するトロイの木馬「X97M_EMBED.AN(本日配信のパターンファイル3.515.00で「TROJ_EMBED.AN」に改称予定)」の発生を警告した。本日20時現在、米国で6件、日本でも1件報告されている。影響を受けるOSは、Windows 95/98/ME/NT/2000/XP/Server 2003。
X97M_EMBED.ANは、Excelファイルとしてコンピュータに侵入するほか、ほかの不正プログラムにより作成、またはダウンロードされる。感染すると不正プログラム「TROJ_SMALL.AWC」が実行され、特定のWebサイトからExcelのゼロデイ・アタックを行う不正プログラムをダウンロードして実行する。
トレンドマイクロは、X97M_EMBED.ANの対策として不審なメールを開かないように呼びかけている。また、6月12日に配信されたウイルスパターンファイル3.494.06でX97M_EMBED.ANの検出に対応済みとのこと。
X97M_EMBED.ANは、Excelファイルとしてコンピュータに侵入するほか、ほかの不正プログラムにより作成、またはダウンロードされる。感染すると不正プログラム「TROJ_SMALL.AWC」が実行され、特定のWebサイトからExcelのゼロデイ・アタックを行う不正プログラムをダウンロードして実行する。
トレンドマイクロは、X97M_EMBED.ANの対策として不審なメールを開かないように呼びかけている。また、6月12日に配信されたウイルスパターンファイル3.494.06でX97M_EMBED.ANの検出に対応済みとのこと。
《富永ジュン》