東芝、1TB HDD搭載のHD DVDレコーダー「RD-A1」　297MHz/14bitのビデオDACを採用

　東芝は、1TB HDD搭載のHD DVDレコーダー「RD-A1」を7月14日に発売する。価格は398,000円。

　RD-A1は、世界初のHD DVDレコーダーで、片面2層（30GB）/片面1層（15GB）のHD DVD-Rを記録・再生できるのが特徴。また、1TBのHDDを搭載しているため、地上デジタルハイビジョン放送をそのままのHD画質で最大約130時間録画できる。内蔵チューナーは、地上・BS・110度CSデジタル×1、地上アナログ×1。

　297MHz/14bitのビデオDACを採用し、HD映像も4倍オーバーサンプリングが可能だ。米アンカー・ベイ・テクノロジーズの高性能スケーラーによる1080pアップコンバートに対応し、ハイビジョン放送（1080i）をフルHD（1080p）に変換して再生できる。音声DACは、192kHz/24bit×4で、2ch再生時には4個のDACをパラレル駆動し、120dB以上のダイナミックレンジを実現するという。

　記録可能メディアは、片面2層/1層のHD DVD-R（HDVRモード）、片面2層/1層のDVD-R（Video/VRモード）、DVD-RAM（VRモード）、DVD-RW（Video/VRモード）となる。

　録画方式はMPEG2。録音方式は、ドルビーデジタル（2ch）、リニアPCM（2ch）、AAC（5.1ch）の3種類。

　音声出力は、ドルビーデジタル（5.1ch）、ドルビーデジタルプラス（5.1ch）、ドルビー True HD（2ch）、DTS-HD（5.1ch）、L-PCM（5.1ch）をサポートした。

　インターフェースは、D1映像入力、Sビデオ入力×3、映像入力×3、音声入力×3、DV入力、HDMI出力、D4出力、コンポーネント映像出力、Sビデオ出力×3、映像出力×3、5.1chアナログサウンド音声出力、アナログ音声出力×3、同軸デジタル音声出力、光デジタル音声出力、i.LINK（D-VHSダビング専用）×2、Ethernet、スカパー!連動端子を用意する。

　本体サイズは幅457×高さ159×奥行き408mm、重さは15.2kg。