利用者のボリュームゾーンは、30代男性で年収600万円以上の人が3割。関東圏の利用者が半数以上で、業種別では「ソフト・情報処理」「電気」「出版・放送・新聞・広告」が多い。利用実態については、5番組以上視聴している人が約4割。「毎日」「ほぼ毎日」利用するユーザが約7割で習慣的な利用傾向があると同時に、移動シーンでの利用が半数以上で、都市圏は電車、地方圏は車での聴取が目立った。1日あたり30分以上視聴している人が約4割で、「情報源としての利用」「場所を問わずに聞ける」ことをメリットとしてあげている。また、RSSリーダの利用が約3割とネットリテラシーが高い傾向があり、音楽配信サービスの利用が約5割と音楽そのものにも高い関心を寄せている傾向が見受けられた。
調査結果については、より詳細な内容がPDFファイルとして公開されており、誰でも入手可能となっている。インターネット、テレビやラジオといったメディアについての利用時間などもあわせて調査されており、現在のデジタルシーンの調査としても興味深いものとなっている。