[WIRELESS JAPAN 2006] 酸素と水で発電するFOMA用燃料電池が展示
ブロードバンド
その他
注目記事

同製品はアクアファクトリーが持つ水から水素を発生させる「水素発生剤」、薄膜成型技術を用いた発電セルの技術を採用し、これにドコモのFOMA用の充電回路を組み合わせたもの。小型カートリッジから発生する低圧の水素ガスを超薄型の発電セルに供給することによって電力を発生させる。
アクアフェアリーのスタッフによると「従来のDMFCというメタノール型に比べると、発生するガスが純水素(不純物がないという意味)なので、発電セルの利用効率が非常に高い。小型でたくさんエネルギーが取り出せるというのが特徴。ACアダプターなみの短時間で充電ができ、しかもこの小型のもの3回くらいでフル充電ができる」とのこと。
発電セルの開発がスタートしたのは約4年前。水素活性剤の研究は約2年前にはじまったという。
《小板謙次》
特集
この記事の写真
/