シャープ、業界最小サイズと最低消費電力を実現した無線LANモジュールを開発 | RBB TODAY

シャープ、業界最小サイズと最低消費電力を実現した無線LANモジュールを開発

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小型無線LANモジュール「DC2J1DZ120」
小型無線LANモジュール「DC2J1DZ120」 全 1 枚
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 シャープは、業界最小のパッケージサイズと業界最低の消費電力を実現したモバイル機器用のIEEE802.11b/g準拠小型無線LANモジュール「DC2J1DZ120」を開発し、9月下旬よりサンプル出荷する。サンプル価格は20,000円。月産台数10万台を予定している。

 パワーアンプを内蔵した無線ICとパワーマネージメントユニットを内蔵したベースバンドICを新たに開発することで従来の4チップ構成を2チップ構成に集約し、独自の実装技術を駆使して従来比半分のパッケージサイズを実現した。さらに無線ICに高電導性素材SiGeを採用したほか、パワーコントロールの最適化設計もおこなうことで業界最低の消費電力を実現した。

 サイズは8.0×7.6×1.3mm。消費電力は送信時654mW、受信時165mW、待機時0.3mW。動作可能電源電圧は2.65〜3.60V。

《富永ジュン》

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