ワイ・イー・データ、PCとの間を無線接続する日本初のワイヤレスUSBハブ
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
ワイ・イー・データは、Wisairと共同開発したUWB(超広帯域無線通信技術)を採用したワイヤレスUSBハブを発売する。9月21日よりサンプル出荷、10月21日より量産を開始する。価格はオープンだが、同社による市場想定価格は3〜4万円。
本体に周辺機器を接続可能なUSBポートが4ポート用意され、PCのUSBポートに同梱のUSBドングルを装着することでPCと本体間の通信を無線化するもの。UWBは、2006年8月の電波法施行規定の改定により認可された、周波数3.4〜4.8GHzを利用した低送信電力、近距離高速通信を実現する無線通信方式。通信速度は、3mで最大480Mbps、10mで110Mbps程度。
将来的には、現在開発中のCertified Wireless USB規格に準拠した製品のほか、PCとの接続に使われるPCI Expressワイヤレスアダプタの製品化も予定されている。
同社では、2006年度は1.5億円、2007年度には15億円を販売する見込みだ。
《富永ジュン》
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