ソニー、新開発のCMOSを3枚使用したHDV規格対応HDビデオカメラ「HDR-FX7」
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HDR-FX7は、2004年10月に発売された「HDR-FX1」の後継機種となるもので、FX1と比べ小型・軽量化が図られたのに加え、操作性の向上やマニュアル機能の充実も図られた民生用ハイビジョンビデオカメラのフラッグシップモデル。
イメージセンサーに、新開発の総画素112万画素「クリアビッドCMOSセンサー」を3枚使用。同センサーでは、独自の画素配列により1画素あたりの面積を拡大し光をより多く取り込むことで、最低被写体照度8ルクスの高感度を実現しており、暗いところでもノイズの少ない明るく美しい撮影を可能としている。また、光の3原色(RGB)をそれぞれ独立して撮像するため、色再現性に優れた映像を記録できるという。
レンズには、光学20倍ズームに対応するカールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズを採用。ハイビジョン撮影にふさわしい光学性能と多層膜コーティング「T*コーティング」により、より原色に忠実に光を取り込み、コントラストが高く優れた色再現性を実現するという。
焦点距離は3.9〜78mm、画角は35mm判換算で37.4〜748mmに相当(16:9時)。レンズの明るさは、F1.6〜2.8。液晶ディスプレイは3.5型ワイド21.1万画素。記録メディアは、動画がミニDVカセットテープ、静止画はメモリースティック デュオ/PRO デュオに対応する。最大記録サイズは動画(HDV1080i)は1,440×1,080ピクセル、静止画が1,440×810ピクセル。
本体サイズは幅145×高さ156×奥行き322mm、重さは1.4kg。電源は別売の「インフォリチウム Lシリーズ」を採用し、バッテリー寿命は最大8時間(NP-F970使用時)としている。
《村上幸治》
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