三洋、動画と静止画の両方で使える「手ブレキャンセラー」搭載の新型Xacti
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DMX-CG8は、11万画素の2.5型アモルファスシリコンTFT液晶パネルを搭載し、600万画素のJPEG静止画のほか、最大640×480ピクセル(3Mbps)でのMPEG-4ムービーの撮影が可能なデジタルムービーカメラ。新開発の高速映像処理LSI「ピュアフォースエンジンII」により、動画撮影中でも600万画素での写真撮影ができる。ズーム倍率は、光学が5倍、デジタルが12倍。最大4GバイトまでのSDメモリーカード(SDHC対応)が装着可能。
新モデルでは、内蔵のジャイロセンサーにより手ブレの方向と量を検出して補正を行う独自開発の手ブレキャンセラーを搭載し、さらにムービー撮影時は握って撮るスタイル特有の手ブレ周波数に適応したアルゴリズムや「手ブレ」と「カメラワークによる揺れ」を判別するデジタル手ブレ補正機能が利用できる。
また、従来の9画素混合技術を改良し、静止画・動画共に最低被写体照度2ルクスを実現。さらに静止画では600万画素で最高感度ISO1,600に対応するなど、暗い場所での撮影機能を強化した。
USB接続での充電機能やBGM付きスライドショー作成機能、3,680×2,760ピクセルの高精細記録「ピクトライズ1000」、16:9ワイド写真撮影、音声による操作ナビゲーション「おしゃべりナビ」といった機能は、前モデル同様引き続き搭載されている。
サイズは67.7×100.3×34.5mm、重さは約168g(電池、SDメモリーカードを含む)。カラーはシルバー、ピンク、ネイビー。付属のリチウムイオン電池で稼働し、最大静止画撮影枚数は約145枚、動画連続撮影時間は約70分、連続動画再生時間は約210分。インターフェースはコンポジットビデオ出力、AV出力兼用ヘッドホン端子、USB2.0を用意する。
《富永ジュン》
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