[スピード速報]アップロードするなら5時台!なんと10時台の2.4倍も速い
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![[スピード速報]はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、正確なアクセス回線の速度を計測している。月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。](/imgs/p/hDN4m_UJPEFczM0wl2KIHdtO9kFAQ0P9REdG/17113.jpg?vmode=default)
今回は2006年9月15日〜2006年9月21日の測定データを無条件に集計し、計測されたアップロードスピードの時間帯別平均値を算出した。なお、既報「[スピード速報]最速は6時台!なんと23時台の1.5倍も速い 2006-08-15」で紹介したダウンロードスピードではなく、前回に続いて上りの送信スピードの平均である。
グラフを見ての通り、ピークは5時台で30Mbps近い速度となっている。逆に速度の谷となっているのは10時台で12Mbps程度であることから、2.4倍近い大きな差となっていることがわかった。
既報のダウンロードスピードでは、ピークは6時台で速度の谷は23時台、その差は1.5倍だったから、ピークはやや近い時間帯だが、速度の谷は一致せず、速度差がより大きい結果になっている。
どちらにしろ、「早起きは徳」であることは一目瞭然で、5時台から10時台に向かって坂を転げ落ちるようにスピードが落ちていくのが興味深い。なお、10時台が速度の谷となっているのは、どちらかというとダウンロードが多いと思われるパーソナル・ユースに比べて、アップロードも多いビジネス・ユースのピークタイムであることの影響ではなかろうか。
ちなみに、測定件数のピークと谷は、スピードの傾向とはズレており、今回もピークが21時から22時台、谷は3時から4時台であった。よって、このグラフは測定件数の多寡による影響ではなく、純粋にネットワークのスピードが反映したものと考えられる。
《平野正喜》
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