絶好調!コブクロがYahoo!ライブトークに出演〜軽快トークでスタジオは笑いの渦 | RBB TODAY

絶好調!コブクロがYahoo!ライブトークに出演〜軽快トークでスタジオは笑いの渦

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小渕健太郎(左)と黒田俊介(右)によるデュオ「コブクロ」が今日のゲスト
小渕健太郎(左)と黒田俊介(右)によるデュオ「コブクロ」が今日のゲスト 全 4 枚
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 1998年、大阪の路上で出会った黒田俊介と小渕健太郎により結成されたフォーク・デュオ「コブクロ」。2001年メジャーデビューを果たし、昨年末に発表した「桜」が大ヒットを記録し一躍人気グループとなった。そして今回「桜」「ここにしか咲かない花」など、メジャーデビュー以来発表してきた楽曲を収録したシングルズベストアルバム「ALL SINGLES BEST」が9月27日に発売された。

 このリリースを記念して、今回はコブクロの二人がYahoo!ライブトークに登場した。収録場所は、ヤフー社内の会議室。ネット生中継は始めてとのことで、広い会議室に点々と座っているスタッフを見て「なんかばらけ具合いが、予備校の自習時間みたいですね(笑)」と、まずは黒田がジョークを飛ばして現場を和ませる。

 Yahoo!ライブトークは、ネットでのライブ生中継だが、VOD再配信が可能ということもあって、基本的に明確な番組長は存在しない。トークがノっていれば、いつまでも続いてしまうのが特徴だ。というわけで、台本もキッチリしたものはないらしい。テレビやラジオの収録との違いに「終わり時間が『だいたい』って言われた仕事は初めてですね〜(笑)」とコブクロの二人もおおいに戸惑うが、それをネタにした軽い雑談ののち、新アルバムに話題が移った。

 6枚目となるアルバム「ALL SINGLES BEST」は、二人の足跡を辿るシングルズベストアルバムだが、ジャケット写真にも文字どおり「足あと」写真が使われている。二人の差を表す写真ということで、高さ違いのマイクという案もあったらしい。「シークレットゲストで出ても、高さ違いのマイクが準備された時点でバレちゃうんだよね」という話が出ると「阪神巨人かコブクロか(笑)」と黒田がボケ、「いや、阪神巨人さんは、マイク一本だから」と小渕が突っ込む。それこそ漫才コンビのテンポで現場が笑いに包まれる。「まあ足跡=足あとで、この写真になった」とのこと。ちなみに黒田の足のサイズは29センチだ。

 アルバムの曲順については、作った順にさかのぼっていく、ということで、最新曲の「君という名の翼」から始まって、最後を「桜」が閉める。実は「桜」は、ヒットしたのは去年だが、結成時にはじめて作ったオリジナル曲とのことで、コブクロのシングル曲としてはもっとも古い時代の作品なのだ。「黒田だけがこの案を持っていた」(小渕)とのことで、もっとも思い入れの強いシングル曲を遡っていくという構成となったらしい。

 トークは自然と二人の出会いの話となる。黒田はドレッドヘアーで尾崎豊、長渕剛、ブルーハーツ、ミスチルなどをストリートで歌い「堺のボブマーリーと呼ばれていた」(黒田)らしい。方向性がバラバラですねという指摘には「いろんなことがミックスされ過ぎて、答えが出てなかった」とのこと。ちなみに、メジャーデビュー曲「YELL-エール-」のPVでの黒田のヘアスタイルには、その名残がある。

 一方小渕はユニコーン、はっぴいえんど、BOφWYなどをストリートで歌っていた。「ミスドやマクドの前が人が集まるので、お互いそこで歌っていた。そのうち意識するようになった」とのことで、距離をおいた出会いだったようだ。「MCがあかんなあと思った」と黒田が言えば、「黒田の曲は最初聴いてなかった。最初の4回は喋りしか聞いていない(笑)。オカンネタと専門学校ネタが定番(笑)」と小渕が返す。

 そんな二人がやがて仲良くなり、黒田が作曲を小渕に依頼、でき上がった曲を聴いて二人で組むことを決意した。「小渕にギターをまかせて、自分が歌ったら、今までにないぐらいに人が集まった」(黒田)、「ビビッと来たけど、会社員だったからすぐプロになるとは言えなかった。でも、黒田に『オマエと組めなかったらプロを諦める』と脅された」(小渕)と、小渕も会社を辞めることを決意。ちなみに会社を辞めてから1年ほどは親には内緒にしていたらしい。ラジオ番組のエンディングテーマに自分たちの曲が採用されて、初めて親に打ち明けた。

 その後はトークライブ恒例の、質問コーナー。「無人島に1つだけ持って行けるなら何を持っていきますか?」という質問には「牛肉」(黒田)、「枕」(小渕)との回答。「誰との共演が一番印象深いですか?」という質問には、二人とも「ミスチルの桜井和寿さんとのデュエット」と回答し、印象深かった様子をうかがわせた。「プロになって得したことは?」という質問には「志村けんさんに会えたこと」(黒田)、「奥田民生さんと共演したこと」(小渕)と今度は回答が分かれた。最後に「二人が入れ替わったらどうしたい?」という質問が来て「自分で自分の作った『エール』を歌いたい」(小渕)、「…特にないなあ(笑)」(黒田)、「ないんかい!」(小渕)とこれまた絶妙の掛け合いでトークを締めくくった。

 ライブトークは、リアルタイムな動画配信とチャットを組み合わせた視聴者参加型のイベント。質問や応援メッセージを書き込めば、出演者からリアルタイムにコメントをもらえるチャンスもある。視聴およびチャットでの参加はいずれも無料で、Yahoo! JAPAN ID(登録無料)とブロードバンド回線、Windows Media Playerなどの視聴環境が整っていれば誰でも参加可能だ。過去の放送は、順次「ライブトーク・レポート」で視聴可能となる。今後も、さまざまな旬の人物が登場するから、要チェックだ。

《冨岡晶》

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