【CEATEC 2006 Vol.6】KDDI研究所、ウルトラ3Gによる大容量無線通信
ブロードバンド
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
[WIRELESS JAPAN 2006] FTTHの「ひかりone」と携帯電話の「au」が融合へ -KDDI小野寺氏
-
【Interop2006】オールIP化でフラット化を乗り切る

KDDIのモバイルWiMAXの特徴は、auのEV-DOエリアとのシームレスハンドオーバーだろう。「MFC」や「NGN」など携帯電話とPCインターネットとのサービスの融合が叫ばれている中、携帯電話網でのサービス共有は、同社の進めるフルIP化とともに、インフラを意識しないシームレスサービスにつながるものだ。
デモでは、モバイルWiMAXによる国会中継のストリーミング配信や、PCによるテレビ電話機能などが見られた。物理層では30Mbps以上のスペックも可能なWiMAXなら、インターネットのストリーム映像も問題なく表示できていた。写真では、4Mbpsの数字がでているが、これはストリーム画像のサイズの帯域いっぱいの数字だろう。8Mbpsくらいの帯域のストリームも流せるそうだ。
ハンドオーバーの実験では、テレビ電話により、1/100秒まで表示できるデジタル時計の画像を表示させながら、切り替わりのスムースさをみせていた。たしかに、切り替えたタイミングは画像からは判別しにくかったが、EV-DOエリアへハンドオーバーされると、以降デジタル時計の1/10秒以下の表示は「間引かれて」表示していた。
特集
この記事の写真
/