Movable TypeがWindows用インストーラとMS SQLに対応! Movable Type Enterprise 1.5発表
ブロードバンド
その他
注目記事

世界に先駆けて2006年2月の時点で企業向けのMovable Type Enterprise 1.0を発表しているように、ビジネス利用では先行している日本だが、シックス・アパートでは、さまざまな導入企業やユーザーからの要望を受ける形で、各種の機能強化をしたMovable Type Enterprise 1.5をリリースした。
たとえば、1.5ではLDAPに対応し、大量のユーザー登録や管理を一元化できるようになっている。これは、毎年1,000人単位で学生の出入り(入学・卒業)がある大学で、学生のブログページを管理したいというニーズから生まれている。また、ダイナミック・パブリッシングではなく静的なHTMLページの生成機能は、ミュージシャンのブログのポータルサイトを構築したいというニーズから実現した。ポータルサイトではサーバの負荷を考えるとHTMLファイルを用意しておくほうが有利なことがあるからだ。
そして、一部のユーザーにうれしい機能は、Windows Server用のインストーラが提供されることと、データベースサーバにMicrosoft SQL Server 2005を使えるようになったことだろう。これなども、大手企業が導入コストを考えると避けられないニーズだった。いまのところ、この新機能はMTE 1.5のみの対応でMT 3.3への対応は予定していないとのことだ。しかし、MT 3.3ユーザーからのニーズも高いことは認識しているので、検討事項ではあると関氏は語ってくれた。
特集
この記事の写真
/