【新米モバイル編集者 みおみお日記(第9回)】和の似合う女を目指す!? | RBB TODAY

【新米モバイル編集者 みおみお日記(第9回)】和の似合う女を目指す!?

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横浜みなとみらい 万葉倶楽部。結構大きい!
横浜みなとみらい 万葉倶楽部。結構大きい! 全 22 枚
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日々の疲れは、主に肩とクビに現れます
そんなあなたに都会のオアシス
横浜みなとみらい 万葉倶楽部

ってわけで、今日はザ・横浜の名を欲しいまま、観光もビジネスもお手の物。
おしゃれな横浜が欲しいなら寄ってきな!な、
みなとみらいにある温泉スパ施設、万葉倶楽部よりお送りします。
大観覧車と、マストの形で有名なインターコンチネンタルホテルの間にあります。
みなとみらいの名物独り占めです。

さかのぼること一週間前。
いつも唐突なあの人、編集長から
「みおみお。万葉倶楽部行っておいで」
なんて指令がおりました。
そして、会社の私のデスクの上にはノートパソコン。
編集長が会社のどこぞから、掘りだしてきた代物です。
持ち帰る鞄が肩に食い込む…
dokoyo.idでも、万葉倶楽部のスポット情報はばっちり出てます。

重たい鞄で、肩がパンパンに凝ったのも、まさに温泉への布石。
前から、一個のデパート並みの大きさがある万葉倶楽部を眺めては、
いつか行ってやる!と、心に誓ったものですが
入場料が、学生にはちょっとお高めだったので
今の今まで叶わず仕舞でした…
それがまさか、こんな形で叶うとは!!!

近くに来るとやっぱおっきいっすねーー
8F建て+屋上。
敷地面積も並みじゃありません。
お向かいの遊園地、コスモワールドよりも実は広い?
圧巻。
送迎バスもあって、おじいちゃん・おばあちゃんにも安心です。
今度連れてきてあげたい。

ではでは、早速中へ!
若干遅刻しちゃったから、さらに早足で!

そんなせかせかだった私でも
一歩踏み込んだだけで、もうそこは別世界。くつろぎを感じざるを得ない。
黒漆の引き戸と敷石、飛び石、ふんわりとした木の柱。
ちらちらともる、小さい灯り。どどどどこの老舗温泉旅館だ、ここは…!
一泊3万とか4万とか部屋風呂とかあるんじゃないのかっ
絶対、ここ、熱海とか湯河原ですよ。

いちいち、そのリラクゼーション効果と驚きについて語ってたら
先進まないんで、さくさくいきましょう

エレベーターで7Fの受け付けへ。
ここで、受付をします。
なかなか人が多いですねー、平日でも平均1000〜1500人。
特に10月の三連休なんて、3500人を超える勢いで
みなさん利用されてるとのこと。
私もその内のひとりになりたい…!

受付で、お会計を済ますと、
IDの入ったロッカーキーをいただきます。リストにはめられます。
あと、浴衣の引換券を受け取りますよ。

浴衣です。
7種から選べます。
おされ浴衣です。

薄紅地に紅の薔薇が大きく描かれている、シンプルながらエレガントな浴衣。
利休鼠の地に百合の花をあしらった、落ち着いた印象の素敵な浴衣。
黄色の地に茶色、青、赤の帯を縦に走らせた、
古風ながらどこかモダンな印象を受けるかわいい浴衣。
いろいろいろ。

すーてーきーーーー

熾烈な脳内会議を繰り広げた後、
和の似合う女を引き立ててもらうべく、
薄紺に、白くて小さい花がちりばめられたシックな浴衣を選択。
ほら、引き立った!これほどに!におい立つ色香!
紺と紫の組み合わせは、ストイックな色気を醸し出すと信じて疑いません。
和装の似合う女、これこそが未来の日本を担うのだと強く主張いたします。

浴衣は着た感じも楽だし、いきなり優美になるし、
なんかおしとやかになった気がするし、
いっそ、みんな普段着から浴衣でいいんじゃないかと。
男も。女も。

館内を案内してくださるのは、MM万葉倶楽部広報の田代さん。
お忙しい中、ありがとうございます。

まずは足湯に向かうべく、8Fへ。
と、エレベーターに一歩足を踏み入れた私の前に現れたのは…

んがぁぁーーーーっ!!畳?!

エレベーターまでもが、なんと畳敷きなんです!
副編集長もおすすめの一品です。
素足移動に、これはうれしい!

8Fはというと
窓の外に広がる横浜の海!
青いいいいいいいいい
空と海の間には!今日も素敵な秋晴れが!

何はなくとも、まずは記念写真。
今日は和美人でお願いします。
浴衣にはアップ。ちゃんとヘアスタイルだってコダワリですよ。

記念写真で、副編集長とはしゃいでると
田代さんが、
「それならベイブリッジデッキがありますよ〜」と。
案内してくださった、ウッドデッキ。
横浜みなとみらいの都会・海・異国情緒を象徴する
海、インターコンチネンタルホテル、そしてベイブリッジを一望。
8Fの素晴らしい高さのこのベイブリッジデッキは、最高の一言ですよ。
ひとっぷろ浴びた体に、やさしく吹き付ける秋の海風。
そして遠くにベイブリッジ。

そう、これこそ横浜たそがれ 2006 秋。

ひとっぷろ浴びてないけど。

いや!いや!!
この後、今回の取材で唯一許された入浴が私を待ってます。
ちなみに
館内には広さが気持ちいい大浴場も、
岩風呂と木の屋根が心地よさそうな露天風呂も、
ひのきの香り漂う、贅沢なひのき風呂も
総石造りで、体が芯からあったまること請け合いの石風呂も
寝たまま入れて、至福間違いなしの寝湯もあります。

わざわざ、1日6回、120tものお湯を湯河原・熱海から運び入れている本物の温泉だそうです。
こんな近くにあるのに、(私には時間がないので)入れないっ!
入れないけどっ
その中で唯一、私に許された楽園、展望足湯庭園です。

足湯最高、足湯素敵。
ほんわかとあたたかい。
腰かけてる場も、お湯の温度で温まってて
申し分ない居心地です。
浴衣、足湯、そして海。
これ以上に何か必要なものは?

ないね。

しかし、無情な別れの時間。

足湯はおしいけれど
まだ知らない快適空間へと移動と相成りました。
あばよ!…また来るぜ


畳エレベーターに乗ってからこっち、興奮しまくりの体をちょっと休めなくては、と、リラクゼーションルームに。
湯上りの体で、ゆっくりと体をリクライニングに預け
更なる心地よさへと昇華させる、まさに癒しの間。
ほのかに焚かれたアロマは、このフロアにやってきたところから、漂ってきます。
ゆったり大きめのリクライニングシートには
テレビが備えつけであり

音はリクライニング、枕付近から内部に向けて出るようになってるので
大きなヘッドホンで耳が痛くなるなんてこともありません。
音の聞き逃しも全然心配ないっす。
はっきり聞こえます。

気持ちよすぎて、うとうとしてきた…

むにゃむにゃ、もう食べられないよ。

叩き起こされて、6Fにある憩い処へ。
わが社の面積の2倍強はあるんじゃないかという畳敷きの部屋で
(たとえがわかりにくい)
お食事もできます。
時折、この部屋でもモバイルしている人がいらっしゃるとのこと。

そもそもなんで、
こんなリラクゼーション空間にネット環境をつけようと思ったのか。
お聞きしましたところ、
「みなとみらい、という土地柄、ビジネスマンの方が多いので
その方たちに、安心して利用いただけるように配備しました」
とのことです。

まさに、ビジネスマンのオアシス。
ネットオタクにもオアシス。
たまらんね。

そんな傍らでニンテンドーDSのスーパーマリオを
親子で対戦しているご家族あり。
ぶっちゃけうらやましい。
温泉で、親子で、DSマリオ。
いいなぁ。

そんなふうに、ゲームに注目していたのを見透かされたのか
8Fにある、ゲームプラザに移動です。
ゲームに欠かせないのが100円玉ですが、
浴衣でリラックスなのに、財布を持ち歩くなんて無粋です。
ここでは、そう!これがものをいう!
シャキーン(効果音)
受付時に渡された、ロッカーの鍵、そしてIDバーコード!
これを、こう、機械にかざすと
コインがざーっとあらわれるわけさ!

いくらでも!

※清算は、お帰りの際です。

さて。
一通りはしゃいだので、そろそろ思い出そうと思います。
忘れかけてたけど、ここに来た本当の目的があったはず。
何のために、会社からノートパソコンを借りて、
ここまで持ってきたと思ってるのか。
本当に肩こりのためだったのか。

うん。

そうか。ならしょうがない。
遊ぼう。

館内ではフリースポットにつながります。
どこでもというわけではないようですが、
全館使えるように準備中とか

さて
ずっと浴衣の片脇に抱えていたノートパソコン。
ゲームプラザの傍らで開きます。

万葉倶楽部で、浴衣姿でノートパソコン。

古き良き日本を忘れずに
新しい世界を覗き込むっていうこのシチュエーションは。
なかなか乙かもしれない…!
(マニアックに喜んでおります)

ノートパソコンは快適にさくさくっと動いてくれました。
温泉気分で、インターネットってのも悪くないですよ
持ち込んで配信動画を楽しむ、
なんてのもなかなか優雅かもしれませんねぇ。


次こそは、プライベートでゆっくり来てやる。
待ってろ、万葉倶楽部!

終劇

《RBB TODAY》

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