ソニー、ノイズキャンセリング機能内蔵の「ウォークマンSシリーズ」とHDDコンポを発表
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
NW-S700Fシリーズのラインアップおよび実売予想価格は以下のとおり。発売日は10月21日で、カラーバリエーションはブラック、バイオレット、ゴールド、ピンクの4色となる。
・4Gバイトメモリ内蔵モデル「NW-S706F」:29,000円前後
・2Gバイトメモリ内蔵モデル「NW-S705F」:23,000円前後
・1Gバイトメモリ内蔵モデル「NW-S703F」:18,000円前後
NW-S600シリーズのラインアップおよび実売予想価格は以下のとおり。発売日は11月18日。カラーは、ブラック、ブルー、ピンクの3種類を用意する。
・2Gバイトメモリ内蔵モデル「NW-S605」:20,000円前後
・1Gバイトメモリ内蔵モデル「NW-S603」:15,000円前後
NW-S700Fシリーズ最大の特徴は、ノイズキャンセリング機能を本体に内蔵したこと。ヘッドホンに内蔵したマイクが周囲からの音を拾い、本体内のノイズキャンセリング回路がその騒音を打ち消す音(逆位相の音)を出力することで、周囲の騒音を約1/4に低減できるという。さらに、NW-S700Fシリーズでは、FMチューナーも内蔵している。
NW-S700F/S600シリーズの共通の特徴としては、同社のEXモニターヘッドホン「MDR-EX90SL」と同じ大口径13.5mmのドライバーユニットを採用した密閉型ヘッドホンが付属する。ほかにも、ステレオ左右の音の混在を抑制し、本来のステレオ感を追求した「クリアステレオ」や、低域音の歪みを抑え、クリアで力強い低音を再生できるという「クリアベース」を採用しており、音質にこだわった製品となっている。
CDのジャケット写真を映す「高輝度カラー有機ELディスプレイ」を装備。パソコンを介さずに、CD/MDプレーヤーなどから音楽を直接録音(ダイレクトエンコーディング)することも可能だ。
バッテリー機能は、3分充電で3時間再生の高速充電と、約50時間の連続再生を実現している。
コーデックは、MP3、ATRAC、WMA、AACに加え、新たにATRAC Advanced LosslessとリニアPCMの再生に対応した。
本体サイズは幅88.1×高さ27.4×奥行17.0mm、重さは約47g。
HDDコンポ「ネットジューク」のラインアップは以下のとおり。
・80GバイトHDD/CD/ラジオ搭載モデル「NAS-D50HD」:65,000円前後、10月21日発売
・80GバイトHDD/CD/MD/ラジオ/メモリースティック デュオスロット搭載モデル「NAS-M70HD」:80,000円前後、10月21日発売
・250GバイトHDD/CD/MD/ラジオ/メモリースティック デュオスロット搭載モデル「NAS-M90HD」:100,000円前後、11月18日発売
ネットジュークの新製品3機種は、CDからHDDへの最大16倍速、MDからHDDへ最大20倍速の高速録音を実現している。また、NAS-M70HD/90HDでは、フルデジタルアンプ「S-Master」を採用しているほか、接続したウォークマンに転送ボタンを押すだけで最大50倍速で曲の転送が可能だ。
《高柳政弘》
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