国内SNSでは「mixi」が圧倒的優位を維持も、PVなど微減〜ネットレイティングス調べ | RBB TODAY

国内SNSでは「mixi」が圧倒的優位を維持も、PVなど微減〜ネットレイティングス調べ

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 ネットレイティングスは、2006年10月度のインターネット利用動向情報サービスの調査結果を発表した。

 驚異的な成長を続けてきたSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)サイト「mixi」の利用者数が伸び悩んでいることが判明した。

 10月のmixiの利用者数は約520万人で、前月対比約8万人増にとどまった。また、ページビューも9月の28億4,550万ページから10月は27億6,631万ページに微減した。ただし、全ドメインにおけるページビューランキングでは10月もyahoo.co.jpに次ぐ第2位を維持しており、その人気の高さを維持していることが分かる。

 また、利用時間の長さが特徴といわれるmixiだが、こちらもここ数か月間は1人平均の月間利用時間が減少傾向にあることが分かった。2006年5月の269分をピークに上下して、10月は209分に留まった。ただし、mixiの1人平均の月間利用時間である3時間30分は上位100ドメイン中でyahoo.co.jpに次ぐ第2位になっている。利用者数とページビューにおいては、その他のSNS サイトを圧倒しており、mixiの1人勝ちの状態が続いているとのこと。ちなみに、1人平均の月間利用時間では、YouTube、GyaO、2ちゃんねるが3位〜5位となっている。

 ネットレイティングス代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之は、「先月のmixiの利用者数の伸び悩みは、踊り場に差し掛かったわけではないと考えています。SNSという仕組み自体がまだ全てのネットユーザーに浸透しておらず、mixiの520 万人という利用者数もネットユーザー全体の12%弱に過ぎません。mixiは完全招待制のSNSであり、いずれ利用者数の伸びが天井に達することは予測されますが、まだまだ成長の余地を大きく残しています。今後は11月に日本に上陸した世界最大のSNSサイトの『MySpace』という強力なライバルを得たことにより、さらに利用が活性化することも考えられます。」と述べている。

《冨岡晶》

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