RSSに対応していないWebサイトの更新情報もRSSで配信できる「gooフィードメーカー」 | RBB TODAY

RSSに対応していないWebサイトの更新情報もRSSで配信できる「gooフィードメーカー」

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ポータル事業本部メディア事業部事業部長の浅田安茂氏。「gooフィードメーカー」の概要と、NTTレゾナント(goo)の今後のRSS関連の戦略などの発表を担当した
ポータル事業本部メディア事業部事業部長の浅田安茂氏。「gooフィードメーカー」の概要と、NTTレゾナント(goo)の今後のRSS関連の戦略などの発表を担当した 全 9 枚
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 NTTレゾナントは21日、同社が運営するポータルサイト「goo」の新サービスとして、RSSフィードを扱った「gooフィードメーカー(β版)」(以下、「gooフィードメーカー」)の発表を行った。ポータル事業本部メディア事業部事業部長の浅田安茂氏と、ポータル事業本部技術マーケティング部担当部長内山匡氏が詳細を説明した。

 RSSフィードとは、ご存知の方も多いと思うが、Webサイトの更新情報や最新記事の見出し、概要などを自動的に配信する機能のこと。情報サイトや、個人のblogなどで利用されており、先月正式版がリリースされた「Internet Explorer 7」もRSSの機能を搭載しているので、以前にも増して注目を集めるようになった機能である。

 今回サービスが開始された「gooフィードメーカー」は、Webサイトに掲載されている新着情報などのテキストリンクから、RSSフィードを簡単に作ることのできるサービス。作成したフィードは、「gooフィードメーカー」のサイト上で公開することが可能。自分のサイトやblogなどをより多くの人に見てもらえるツールというわけなのだ。

 このように説明をすると、自分のサイトやblogを持っている人には意味がないように見えてしまうが、そんなことはない。つまり、RSSに対応していないサイトを、自分で好きなように指定できるサービスだ(一部のサイトには対応していない模様)。よくチェックするけど、更新が不定期なサイトやblogに利用すると便利というわけである。新しい情報や記事などが追加されたことがわかるようになるので、何度もチェックしなくて済むのだ。

 また、それ以外の大きな機能として、作成したフィードに対して、「gooブログ」や「教えて!goo」のQ&Aを追加し、一元的に表示するクチコミ情報ページの「リパックページ」と、そのフィード「リパックフィード」の作成も行える。「リパックページ」は、作成したフィード、関連blog記事、関連Q&A記事の3つのパーツで構成され、さらに背景色や文字色などの変更や、レイアウトの設定も自由に行えるという仕様になっているのだ。自分独自の情報サイトを作れるというイメージなのである。

 なお、「gooフィードメーカー」に関しては無料版に加え、より機能を充実させた月額200円の「gooフィードメーカーアドバンス」が用意されている。機能の差異は、一覧表を参照してもらいたい。「gooフィードメーカーアドバンス」のみの機能としては、作成したフィードやリパックページの購読者数や記事クリック数などを時系列でリポートできるアクセス解析機能がある。ちなみに、登録から3か月間は「アドバンス」を無料で利用可能となっているので、試してみるといいだろう(ただし、4か月目から自動的に課金されてしまうので注意)。

 そのほか、gooのRSS関連のサービスといえば、2004年より開始した「gooRSSリーダ」があるが、「gooフィードメーカー」はそれに取って変わるものではなく、連動して利用できるサービスとなっている。「gooフィードメーカー」で作成したRSSフィードを、「gooRSSリーダ」や、同等の機能を持つブラウザで購読することができる。また、3月までには企業向けのフィードサービスが始まるほか、4〜5月ぐらいには、フィード検索の新サービスも始めるとのことである。「RSSやフィードといえばgoo」と呼ばれることを目指し、今後もRSS関連のサービスをより充実させていく。

《デイビー日高》

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