米Time、2006年のPerson of the Yearは特定の人物ではなく“ネチズン”
ブロードバンド
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
2006年はWeb2.0躍進の年、YouTube統合でGoogle利用者数が上昇
-
「ウィキペディア」が大賞に輝く〜Web of the Year 2006
拡大写真
米Time誌は、同誌2006年12月25日号において、2006年の「Person of the Year」は「You」、つまり無名の不特定多数とするという異例の発表を行った。
Person of the Yearは、世界初のニュース雑誌である同誌編集部が毎年末にその年もっとも活躍した人物を選出して、表紙に写真を掲載するというもの。1927年に開始されたもので、世界中で大きな注目を集めるために選出されることは大変な名誉とされる。なお、2006年12月25日号の表紙は写真ではなく、鏡面箔押しとなっていて雑誌を手に取った人の顔が映るようになっている。
同誌のLev Grossman氏によると、2006年は以前では見られなかった個人によるコミュニティとコラボレーションが目立つ年だったという。オンライン百科事典「Wikipedia」や動画投稿サイト「YouTube」、ソーシャルネットワーキングサービス「MySpace」が盛況となり、世の中のあり方を変えただけでなく、世の中が変化する方法すらも変えたと絶賛している。これらWeb 2.0サービスを支えたのは特定の人物ではなく、これらのサービスを活用している“ネチズン”だとした。
Person of the Yearは、世界初のニュース雑誌である同誌編集部が毎年末にその年もっとも活躍した人物を選出して、表紙に写真を掲載するというもの。1927年に開始されたもので、世界中で大きな注目を集めるために選出されることは大変な名誉とされる。なお、2006年12月25日号の表紙は写真ではなく、鏡面箔押しとなっていて雑誌を手に取った人の顔が映るようになっている。
同誌のLev Grossman氏によると、2006年は以前では見られなかった個人によるコミュニティとコラボレーションが目立つ年だったという。オンライン百科事典「Wikipedia」や動画投稿サイト「YouTube」、ソーシャルネットワーキングサービス「MySpace」が盛況となり、世の中のあり方を変えただけでなく、世の中が変化する方法すらも変えたと絶賛している。これらWeb 2.0サービスを支えたのは特定の人物ではなく、これらのサービスを活用している“ネチズン”だとした。
《富永ジュン》