米国よりも3年遅れたが日本でもようやく定着 -ウィンドウズ ケータイ1周年イベント
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
本イベントのオープニングとなった報道関係者説明会では、スペシャルインタビューとして、テックバイザージェイピー 代表取締役 栗原潔氏が登場した。栗原氏は、ウインドウズ ケータイの使用感として、「Office文書の再現性やPC同期が快適だ」と語り、また今後のユーザーの趣味や目的にあった端末ラインアップの充実、およびWebページの表示改善などを期待した。
Windows Mobile搭載端末は、世界では50か国で100種類以上が市場投入されていると言う。報道関係者説明会で最初に登壇したマイクロソフトの佐分利ユージン氏(執行役 常務 ビジネス&マーケティング担当)は、「米国より3年遅れたが、日本でもようやくビジネスユーザー向けのソリューションが定着してきた。より多様なニーズに応えるよう、現在の5機種から2007年には最低でも10機種を市場投入したい。出荷台数では向こう3年間、年3倍の伸びを目指す」と語った。
また、本イベントに参加しているモバイルキャリア3社からも一周年を記念したあいさつがあった。
「W-ZERO3を発売した1年前と比べると、ワンセグチューナや名刺リーダなど、周辺機器やソフトウェアも多彩になり、市場も活発だ。今年になってキャリアも3社に増え、時には競争しながら、また時には協力しながら、ウィンドウズ ケータイをますます盛り上げていきたい」(ウィルコム 営業開発部長 太田靖士氏)
「レドモンドで7年ほど前にウィンドウズ ケータイの試作機を見せてもらったことがあり、今こうして1つの歴史が動き出す瞬間に立ち会えるのは喜び。スマートフォンによって、ケータイの世界がウィンドウズとともに進化しはじめることを確信している」(NTTドコモ プロダクトビジネス部 開発戦略担当部長 廣野正彦氏)
「我々が携帯電話事業に参入したのは、開かれたモバイルとインターネットの世界を築き上げたかったからであり、ウィンドウズ ケータイはまさしくその世界を提案するもの。また、PCが自由な使い方をされているように、すでにケータイでもそういった使い方がされ始めている」(ソフトバンクモバイル マーケティング本部 MD統括部 プロダクトマーケティング部 部長 田中義昭氏)
《柏木由美子》
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