【CES 2007(Vol.17)】ZyXEL、DLNA対応のストレージサーバ
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DLNA(Digital Living Network Alliance)は、PCとDVDプレーヤーなど家電機器を相互ネットワークによって接続するためのフレームワークをまとめようという組織だ。家電メーカーによっては独自のネットワークや名称によって家電機器を接続しているが、DLNA対応なら、メーカーを問わず家電などのホームネットワークを構築できる。
この製品はNAS-220というストレージサーバだ。OSにはEmbedded Linuxカーネルを採用しており、ネットワークインタフェイスはギガビットイーサ(1000BASE-T)に対応している。ハードディスクは3.5インチベイ、SATAのもので2台内蔵でき、RAID0と1に対応している。外部ストレージをつなぐことも可能で、最大1.5TBまで搭載可能だ。また、USBポートが2つ付いており、USBはFSモード(12Mbps)にも対応している。
このように基本的な機能やスペックはNASそのものだが、DLNA Server 1.0がマルチメディアサーバとしてインストールされているので、DLNA対応デジタル機器を簡単につなぐことができる。
もとがNASであることと、最大1.5TBまでのハードディスクドライブを2台内蔵できるので、それなりのファンが付いている。リビングに置くには騒音が少し気になりそうだ。NAS-220にはハードディスクが付属していない。逆にいえばユーザがディスクサイズなどを自由に構成できるようになっている。
なお、ZyXEL社は、PLC製品を多数出しているメーカーでもある。
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