PCを中心にしたホームネットワークが楽しめるNECのショールームがオープン!
IT・デジタル
ノートPC
注目記事

今回、同社がこのような施設をオープンした背景には、2005年から家庭で複数のPCを保有する世帯が、単数台保有世帯を逆転したことが挙げられる。また有線および無線によるLANの導入が進んだこと、2006年以降にホームネットワーク技術が本格化しており、家電を含めてさまざまな製品が登場したことなどがある。実際に、テレビやVTRなどのAV家電機器は、PCの次にネットワークに接続したい製品として、消費者のニーズも顕在化してきている。このような状況を踏まえ、NECでは「2006年をネットワークの黎明期から本格的な導入期」としてとらえており、あらたな第2フェーズに入った認識。そして、このタイミングでショールームを開設することになったという。
本ショールームの具体的な展示内容は、「Living Room」「Hobby Room」 「Study Room」「Trend Coner」「Event Coner」などで構成されている。Living Roomは、家庭内のサーバとして、地デジ、Blu-ray、ハイビジョン映像のコンテンツ配信を体験でき、PCから放送番組を視聴できる。Hobby RoomやStudy Roomは、ホームネットワークによって、リビングから配信したコンテンツを視聴したり、映像・音楽、写真などの編集もできるコーナーだ。また、中央にある円形テーブルにTrend Conerを設置し、ワンセグやFeliCaなど話題の機能や最新テクノロジーにかかわる製品を体験できるようになっている。それぞれのPCや機器は、IEEE802.11nドラフト対応のワイヤレスLANや、高速電力線(PLC)のネットワークによって接続されている。
ショールームの開設にあたり、テープカットセレモニーも行われた。NECパーソナルプロダクツの高塚栄氏(執行役員)は「家庭内でのネットワーク化が進み、第2ステージが直前に来ている。このショールームで実際にユーザにホームネットワークを体験してもらって、具体的に彼らがどのようなニーズを持っているのか調べたい」と述べた。また、インテルの江田麻季子氏(マーケティング本部長)は「Core Duo Centrinoモバイルを搭載したNECのPC体験を通じて、より楽しく便利な世界を提案していきたい」と、期待に胸を膨らませた。
●ショールームの概要
名称:NEC・くらし・PC・わくわくリビングsupported by Intel
所在地:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルB1F
営業時間:11時〜19時(年中無休)
入場料:無料
《井上猛雄》
特集
この記事の写真
/