シマンテック、株価の不正操作をねらう「Trojan.Peacomm」の脅威レベルを3に引き上げ
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シマンテックセキュリティレスポンスは22日(米国時間)、ロシア産のトロイの木馬「Trojan.Peacomm」の脅威レベルをカテゴリ3(最大危険度は5)に引き上げたと発表した。
Trojan.Peacommは、ニュース動画を装ったメールの添付ファイルとして拡散し、ソーシャルエンジニアリング手法を用いて添付ファイルを開かせるよう誘導するトロイの木馬だ。感染すると特定のリモートアドレスへの接続を試み、1分間に平均3,500通ものスパムメッセージを送信する。このトロイの木馬は、低価格の株価をつり上げることでウイルス作者が不正に利益を得ることを目的としているほか、2005年11月に登場したSober.X以来の拡散速度が観測されている。
シマンテックセキュリティレスポンスでは、1月19日のセキュリティ企業側の保護対策強化に対応して、Trojan.Peacommの作者が戦術を変更して今週末にかけて新たな形式の攻撃が次々に登場した事態をうけて、今回の脅威レベルの引き上げを行ったとしている。
Trojan.Peacommは、ニュース動画を装ったメールの添付ファイルとして拡散し、ソーシャルエンジニアリング手法を用いて添付ファイルを開かせるよう誘導するトロイの木馬だ。感染すると特定のリモートアドレスへの接続を試み、1分間に平均3,500通ものスパムメッセージを送信する。このトロイの木馬は、低価格の株価をつり上げることでウイルス作者が不正に利益を得ることを目的としているほか、2005年11月に登場したSober.X以来の拡散速度が観測されている。
シマンテックセキュリティレスポンスでは、1月19日のセキュリティ企業側の保護対策強化に対応して、Trojan.Peacommの作者が戦術を変更して今週末にかけて新たな形式の攻撃が次々に登場した事態をうけて、今回の脅威レベルの引き上げを行ったとしている。
《富永ジュン》