【FOE 2007 Vol.4】HDMIを光ファイバで接続し400メートル以上の伝送も可能に
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
具体的には、RGB各色の信号3チャンネルとシンクロ信号1チャンネル、通信用信号として上り下り各1チャンネルの、合計6チャンネルを、WDM技術を使い1本の光ファイバで伝送している。
製品自体はサブアセンブリであるため、最終的にどのような形で実装するかはメーカ次第だが、参考出品として、光ファイバーケーブルをHDMI端子に接続するためのドングル状の製品「HDMIエクステンダ」が展示されていた。これならばイメージを掴みやすいだろう。
ただし、HDMIの仕様上、送信側の機器からは電力供給があるが、受信側の機器からは電力供給が行われない。そのため、ドングルとして提供するためには、受信側への電力供給を工夫する必要があるという。
ブースの担当者によれば、まずは、長い距離を高品位な映像ネットワークで結ぶ必要がある場所、たとえば放送局内での利用などが見込めるという。ゆくゆくは家庭内にも浸透させていきたい考えだという。
なお、同製品の用途はHDMI映像だけに限定されるものではない。実際に、シンクライアントのモニタ出力、キー入力、マウス入力を伝送する製品「KVMエクステンダ」として、すでに米国の企業で実際に導入されているとのことだ。
《竹内充彦》
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