富士フイルム、SD/xDダブルスロットと顔検出機能搭載の830万画素デジカメ「FinePix F40fd」

　富士フイルムは、人物の顔を最短0.05秒で最大10人まで1度に検出できるという、顔検出機能「顔キレイナビ」を搭載した有効830万画素コンパクトデジタルカメラ「FinePix F40fd」を2月下旬に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は45,000円前後。

　FinePix F40fdは、有効830万画素の1/1.6型CCD「スーパーCCDハニカムVI HR」を搭載したモデル。記録メディアは、従来のxDピクチャーカードと新たにSDメモリーカードにも対応し、メモリスロットがダブルとなった。さらに、本体に25Mバイトメモリを内蔵する。

　被写体までの距離、被写体の位置や大きさを認識し、発光量と感度設定を自動調整する「iフラッシュ」、1度シャッターを押すだけでノンフラッシュ撮影とフラッシュ撮影を可能とする「高感度2枚撮り」機能を備える。高速赤外線通信機能（IrSimple）にも対応。

　液晶ディスプレイは2.5型23万画素。独自開発の「ワイドビューフィルム」を使用し、上下の視野角を約2割拡大、視認性を高めている。

　レンズは、焦点距離8.0〜24.0mmの光学3倍ズームで、35mm判換算の撮像画角は36〜108mmに相当する。開放F値はF2.8〜F5.1。撮像感度はISO100〜2,000。

　本体サイズは幅95.7×高さ59.0×厚さ23.3mm、重さは155g。電源は充電式バッテリーを採用し、バッテリー寿命は約300枚としている。