VistaはXPの2倍、95の5倍を売り上げる −マイクロソフトのダレン・ヒューストン氏
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まずあいさつに立った同社の代表執行役社長、ダレン・ヒューストン氏は、Windows Vistaの売れ行きに対して強気の予想。「Windows Vista/2007 Office Systemの売上本数は、Windows XP時代の2倍、Windows 95時代の5倍に達すると予想している」とした。この根拠となっているのは、「Windows Vistaと2007 Office Systemsの発売は、マイクロソフトにとってのみ重要なのではなく、まったく新しい時代の幕開けを告げるもので、業界各社にとって等しく重要な出来事だと信じている。一般的な市民の生活や、典型的な“インフォメーション・ワーカー”の生活を一変させることになる」という認識だと示した。単にPCのハイエンドユーザが注目するだけの存在ではなく、同社が標榜する“プレミアム・デジタル・ライフ”を具体化するプラットフォームとして、人々の日常生活のさまざまな局面で活用してほしいという願いが込められているということだろう。
今回の発表では、Windows Vistaの機能紹介は何度も繰り返されているということもあり、Windows Vistaをプラットフォームとして活用し、新しい“デジタル・ライフ”を実現する鍵となるサービス・プロバイダやコンテンツ・プロバイダが多数参加し、それぞれがWindows Vista向けに提供する新サービスなどの紹介に時間を割いたのも特徴だ。社名を列挙すると、日本テレビ、セガ、ワーナー・マイカル、セブン・イレブン、HMVジャパンだ。それぞれ、WPFを活用した新しいWebサイトや、Windows VistaのWindows Media Centerと連動するコンテンツ・サービスなどについて紹介した。
なお、ダレン・ヒューストン氏はPCマニアの盛り上がりについても言及し、昨夜の深夜販売に関して「米国でもヨーロッパでもこうしたことは行われておらず、日本のみのユニークな現象であり、目の当たりにできてうれしく思った」と語っていた。
《渡邉利和》
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