サイバートラスト、今後の事業戦略とEV SSLへの取り組みについて説明
エンタープライズ
その他
注目記事
まず登壇した米Cybertrustのアジア太平洋担当シニア・バイス・プレジデント兼地域担当ジェネラル・マネージャーのポール・オルーク氏は、同社の概要を紹介し、「情報セキュリティの分野でリーダーのポジションを確立するためには、グローバルな事業展開、グローバルなプレゼンスの確立が重要だ。当社は国際的かつ非公開の、世界でも最大級のセキュリティ企業としてトップの地位にある。アジア太平洋地域でも全世界でも、マネージメント・セキュリティ・サービスの分野でリーダーの地位を占めている」と述べた。
また、「サイバートラストは純粋なプロダクト・カンパニーでも、純粋なサービス・カンパニーでもない。核となるCybertrust製品があり、プロフェッショナル・サービス、インフラストラクチャ・サービスがある。この3つの事業領域の組み合わせから、日本においても全世界においても、直接競合となる企業は存在しないと考えている。」として、自社の優位なポジションを強調した。
続いて登壇したグローバル・サービス担当シニア・バイス・プレジデントのケリー・T・ベイリー氏はインターネットにおける脅威の現状について紹介した。同氏によれば、Web 2.0の拡大により、インターネット上で実行される決済プロセスがますます増加しており、経済的な利益を追求した脅威が目立つようになってきたという。また、「脅威の対象が、ネットワーク・レイヤからアプリケーション・レイヤに移ってきている。これは、アプリケーション・レイヤに経済的価値が存在しているからだ」という。さらに、攻撃手法としてソーシャル・エンジニアリングが多用されるようになっており、その典型例がフィッシング詐欺である。同氏が紹介したデータでは、「現在1日に6,000万通のフィッシング・メールが送信されており、そのうちの1,000万通が実際に開かれている」という。
この状況に対応するためには、ユーザーに対して「現在アクセスしているサイトが信頼に値するサイトである」ことを証明することが有効であり、サイト運営企業の「実在性の証明」「アイデンティティの可視化」が求められているという。そこで導入されることになったのがEV SSLだという。
最後に登壇した日本のサイバートラストの代表取締役社長兼CEOの阿多親市氏は、これまでの話を受ける形でEV SSLの内容について説明を行った。
従来、SSLベースのサーバ証明書では、SSLによる通信経路での情報の暗号化と、サーバの実在証明を二本柱としていたが、運用の過程で単に暗号化機能を利用するためにサーバ証明書を取得する例も出てきており、意味づけに混乱が見られるという。つまり、従来のSSLベースのサーバ証明書では、サイトの実在証明手段としてユーザーから全幅の信頼を得られる状況ではなくなってきているというのである。これに対応するため、サイトの実在を「より厳密で統一された審査基準」に基づいて厳格に証明するための手段として新たに導入されるのがEV SSLである。まず米国内でCA/Browserフォーラムができ、2006年10月にEV証明書ガイドラインが発行された。また、ブラウザ側ではマイクロソフトのIE7がEV証明書に対応しており、正当なEV証明書を持つサイトへのアクセスの際にはアドレスバーを緑色にするといった機能を備えている。2007年2月には日本国内でも日本版CA/Browserフォーラムである「日本電子認証協議会」が設立されており、サイバートラストは理事を務めているという。
また、阿多氏はサイバートラストの日本における事業戦略についても紹介した。
同氏は兼任しているソフトバンクグループのCISOという立場から、情報漏洩事件を受けた対策を講じる過程でID/パスワードという体系からPKIに移行すべきだと考えるに至ったと同時に、PKIについては融通が利かず、使いにくい面が残っていることを痛感したという。特に、「日本国内のユーザー企業のニーズに合った形に変えていくという方向にはなかなか進まない。セキュリティの技術も、セキュリティ上の脅威もすべて米国から日本にもたらされる、という状況の中で日本のニーズに合ったソリューションは作りにくい」と感じたという。サイバートラスト(当時は旧社名ビートラステッド)では、日本に独自にコントロール可能な認証センターを持てるという点が決めてとなり、ソフトバンクグループの一員としてサイバートラストのビジネスに取り組んでいくことになったという。
事業戦略としては、そもそもの発端となっているPKIの日本における普及に取り組む一方、PKIの運用手段である認証局構築や証明書発行サービスに関して、競合他社がそれぞれポイント・ソリューションで対応しているのに対して、すべてを包括する取り組みとすることで差別化していく。また、サイバートラストがもつ電子文書管理技術である「Signus」を活かし、PKIをキーワードとしたe文書管理市場の確立に向けて取り組みを進めるとした。さらに、セキュリティ・コンサルティング・サービスに関しても、国内でのJSOX対応が一段落するであろう2008年をめどに本格的な事業展開を図っていく計画だという。
《渡邉利和》
特集
Amazon売れ筋ランキング
-
【New】Amazon Fire TV Stick HD | 手軽にストリーミングをはじめよう | ストリーミングメディアプレイヤー¥6,980 -
【New】Amazon Fire TV Stick HD | 手軽にストリーミングをはじめよう | ストリーミングメディアプレイヤー¥6,980 -
Amazon Fire TV Stick 4K Select | 4Kの高画質ストリーミング | ストリーミングメディアプレイヤー¥7,980 -
Amazon Fire TV Stick 4K Plus | 映画館のような4K体験 | ストリーミングメディアプレイヤー¥9,980 -
Amazon Echo Dot (エコードット) 第5世代 - Alexa、センサー搭載、鮮やかなサウンド|チャコール¥7,480
-
[EdoErgo] オフィスチェア 椅子 テレワーク 疲れない 跳ね上げ式アームレスト コンパクト 約105度ロッキング pc 事務椅子 360度回転 座面昇降 強化ナイロン樹脂ベース 通気性メッシュ 在宅ワーク H-WY01(黒網+黒枠+黒足)¥5,699 -
SIHOO B100 オフィスチェア/デスクチェア メッシュチェア 人間工学 疲れない ブラック¥27,999 -
Sezlife オフィスチェア デスクチェア 疲れない テレワーク チェア 強化バックレスト 30度ロッキング機能 人間工学 椅子 腰サポート 90度跳ね上げ式アームレスト 3Dヘッドレスト ハンガー付き 高反発クッション PCチェア 通気性メッシュ ゲーミング/勉強/事務用 おしゃれ パソコンチェア (ブラック)¥7,680 -
Sezlife オフィスチェア デスクチェア 疲れない テレワーク チェア 強化バックレスト 30度ロッキング機能 人間工学 椅子 腰サポート 90度跳ね上げ式アームレスト 3Dヘッドレスト ハンガー付き 高反発クッション PCチェア 通気性メッシュ ゲーミング/勉強/事務用 おしゃれ パソコンチェア (ホワイト)¥7,680 -
ANDWINT オフィスチェア デスクチェア 肘なし メッシュ 通気性 ランバーサポート付き 腰サポート ガス圧無段階昇降 360度回転 キャスター付き コンパクト 幅52×奥行58.5×高さ84~96cm テレワーク 在宅勤務 ブラック¥4,139
-
EIZO ビジネス向けプレミアムモニター | FlexScan EV3240X-WT | 31.5型4K UHD・USB Type-C・ホワイト¥105,595 -
EIZO ビジネス向けプレミアムモニター | FlexScan EV2740X-WT | 27.0型4K UHD・USB Type-C・ホワイト¥109,572 -
【純正品】27"ゲーミングモニター DualSense 充電フック付き(CFI-ZDM1J)¥49,979 -
【整備済み品】Dell E2724HS 27インチ 液晶モニター フルHD(1920×1080)VA 非光沢 HDMI/DisplayPort/VGA スピーカー内蔵 高さ調整 スイベル VESA対応 ComfortView ビジネス向け¥15,800 -
【MiniLED/24.5inch/280Hz/FHD】GRAPHT THE SHOOTER Gaming Monitor 24” Essential ゲーミングモニター QD 24.5インチ 1ms FHD 量子ドット 残像低減 (3年保証 | 輝点保証 | 日本メーカー)¥34,980
-
Amazonベーシック ペットシーツ 薄型 レギュラー 1回使い捨て 無香料 ホワイト 300枚¥3,373 -
Amazonベーシック ペットシーツ 厚型 ワイド 42枚x2袋(84枚) ホワイト(吸収面:ライトブルー)¥3,234 -
ネオ・ルーライフ ネオ・オムツ L 中型犬用 26枚入り 単品¥1,800 -
Smart Basic(スマートベーシック) 【Amazon.co.jp限定】 Smart Basic アイリスオーヤマ ペットシーツ 超厚型 お徳用 ワイド 100枚入 (x 1) (ケース販売)¥3,670 -
アイリスオーヤマ ペットシーツ 超厚型 お徳用 レギュラー 200枚入【Amazon.co.jp限定】¥3,731
この記事の写真
/
