日立、仮想化環境での高効率なディスク共有機能などを実現したブレードサーバ
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
また、Virtage搭載BladeSymphonyを用いた仮想化システムの導入を支援する「ソリューションサービス for Virtage」も、同時に提供を開始する。価格は個別見積もり。
Virtage(バタージュ)は、ハードウェアで実現するWindowsとLinux環境向けのサーバ仮想化機構をより強化したもの。論理サーバにおける、高効率なディスク共有機能のサポート、およびN+1コールドスタンバイ対応による高信頼化などの機能強化が特徴となっている。
ディスク共有機能では、ハードウェアによるI/Oアシスト機能をファイバチャネルアダプタに搭載することで、仮想サーバからディスクへのアクセス(リード/ライト)をハードウェアで支援し、仮想化によるオーバヘッドを大幅に低減。また、多数の論理サーバを稼動させた場合でも、システムレベルでのディスクアクセスのスループットが維持できるという。
加えて、仮想化環境下でのN+1コールドスタンバイ機能では、物理サーバに障害が発生してしまった場合でも、当該物理サーバ上での論理サーバ構成を共通予備サーバに自動的に引き継ぐことで、サーバ仮想化環境において迅速に業務再開が実現できるようにしたという。
なお、Virtageは「Virtual Stage」からの造語で、仮想化(Virtualization)を新しいステージ(Stage)に導く製品であることを連想させる独自の仮想化機構のブランド名となっている。
《村上幸治》
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