サンヨー、新型XactiにH.264採用——動画活用へ向けシックスアパートなどとコラボ
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
また、同社はシックス・アパートなどインターネット上でさまざまなサービスを提供する4社とのコラボで、Xactiシリーズを活用した「つながり」を普及していくプロジェクト「Xacti 2.0 PROJECT」を立ち上げた。
DMX-CG65は、従来製品であるDMX-CG6の動画コーデックをH.264に対応させた製品と考えてよい。具体的には動画コーデックにMPEG-4 Part10 AVC/H.264を、音声コーデックにMPEG-4 Part3 Audio AACを、それぞれ採用し、コンテナフォーマットにもMPEG-4 Part15 File formatを採用するなど、ISOに完全準拠となる。
4GBのSDカードを使えば、高画質モード(640×480ピクセル、30fps、3Mbps)で2時間45分、Web向けの高画質モード(320×240、30fps)ならば10時間36分の録画が可能だという。その他のスペックは概ね従来モデルDMX-CG6を踏襲している。撮像素子は1/2.5型約637万画素のCCDで、レンズは35mm判換算で38mm〜190mmの光学5倍ズーム、開放f値3.5〜4.7。静止画撮影時の感度は最大でISO1600に対応する。ムービーの手ぶれ補正は電子式、静止画の手ぶれ補正はデジタル信号補正によるもので、ムービー撮影中に静止画を撮影する場合に、ムービーのカメラワークと手ぶれを自動判別する。専用のリチウムイオンバッテリーによる使用可能時間は、静止画撮影で約155枚(CIPA規格)、ムービー連続撮影で約70分、連続再生で約200分となっている。
何と言っても、今回の新製品の最大の注目点はH.264対応だ。このコーデックは、圧縮率とクオリティの高さから、ネットワーク上での動画配信のスタンダードとして注目されている。たとえば、ワンセグやPlayStation Portable、iPod、Zuneなども対応しているほか、Podcastなどインターネット上の各種サービスでも使われているなど、既存のモバイル機器やネットワークとの親和性が高い。
サンヨーでは、この新型Xactiを使って、インターネット上で動画をもっと楽しむことを目的に「Xacti 2.0 PROJECT」を立ち上げた。
同プロジェクトには、ブログツールMovable Typeの提供や次世代BlogサービスVoxを展開するシックス・アパート、動画CMS(Contents Management System)「スタジオ」を提供するシーボックス、パーソナルインターネットテレビ局「てれびぃ」を展開するエムログ、ボイスブログ「ケロログ」を展開するボイスバンクなど、インターネット上で各種サービスを展開する企業が協賛し、Xactiや各社のサービス普及のための共同プロモーションを展開していくという。
サンヨーでは、この新型Xactiを使って、インターネット上で動画をもっと楽しむことを目的に「Xacti 2.0 PROJECT」を立ち上げた。
同プロジェクトには、ブログツールMovable Typeの提供や次世代BlogサービスVoxを展開するシックス・アパート、動画CMS(Contents Management System)「スタジオ」を提供するシーボックス、パーソナルインターネットテレビ局「てれびぃ」を展開するエムログ、ボイスブログ「ケロログ」を展開するボイスバンクなど、インターネット上で各種サービスを展開する企業が協賛し、Xactiや各社のサービス普及のための共同プロモーションを展開していくという。
《竹内充彦》
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