J:COM、ケーブルネットワークを使った「緊急地震速報」の実証実験を開始
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ケーブルテレビ「J:COM」を運営するジュピターテレコムは20日、気象庁が配信する「緊急地震速報」を、ケーブルネットワークを利用して家庭向けに告知するサービスの実証実験を開始すると発表した。
今回の実証実験では、グループ内の数局において5月より緊急地震速報を家庭向けに提供するシステムの構築に着手し、6月より端末機器やサービス品質などの検証を約3カ月間かけて行う予定となっている。なお、同社では本実証実験にて得られた結果と需要の動向を見据え、今後は一般家庭に向けた緊急地震速報サービスの商用化を検討していくとしている。
緊急地震速報は気象庁が配信する地震情報で、地震の発生直後に震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して震度や地震の規模(マグニチュード)を直ちに推定し、これに基づいて推測される各地での主要動の到達時刻や震度を可能な限り早く知らせるというもの。
今回の実証実験では、グループ内の数局において5月より緊急地震速報を家庭向けに提供するシステムの構築に着手し、6月より端末機器やサービス品質などの検証を約3カ月間かけて行う予定となっている。なお、同社では本実証実験にて得られた結果と需要の動向を見据え、今後は一般家庭に向けた緊急地震速報サービスの商用化を検討していくとしている。
緊急地震速報は気象庁が配信する地震情報で、地震の発生直後に震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して震度や地震の規模(マグニチュード)を直ちに推定し、これに基づいて推測される各地での主要動の到達時刻や震度を可能な限り早く知らせるというもの。
《村上幸治》