【東京国際アニメフェア】「やわらか戦車」と「くわがたツマミ」が夢のコラボ
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同発表会で用意されていたサプライズは、「やわらか戦車」の作者ラレコ先生のもうひとつの人気作品「くわがたツマミ」とのコラボレーションだった。
同作品は、昆虫(クワガタ)のパパと人間のママ(元モデル)との間に生まれた、頭にハサミ(ツノ)をもつ元気少女が主人公のコメディアニメ。ラレコ先生のテイストが炸裂するシュールさが人気で、現在、45話まで配信中。Webで公開されているだけでなく、CS局のキッズステーションでテレビ放映もされているという人気ぶりだ。そんなクワガタ少女ツマミちゃんが、特設会場のスクリーン上で爆発により吹っ飛んできて、やわらか戦車の上に飛びつくというスペシャルアニメが上映され、コラボレーションが始まったのであった。
もともと「くわがたツマミ」は、サクセスがモバイルコンテンツとして配信していたものだが、今回ライブドアとの間で提携が実現。それにより、「くわがたツマミ」の公式サイトが「livedoor ネットアニメ」に22日、引っ越しとなった。
ポータルサイト「livedoor」では、コラボレーションの実現と公式サイト引っ越しを記念し、トップページにて、両作品のコラボレーションによるサイトロゴのアニメーションやトップエキストラボタンのジャックが25日まで実施されている。
会見にはゲストとして、サクセス代表取締役社長の吉成隆杜氏と、ライブドア上級執行役員メディア事業部本部長の出澤剛氏が登壇。吉成氏は、今後、両作品が「世界的に有名なキャラクターになっていくと思う」と発言。また、現在ネットアニメは「サブカルチャー」として扱われているが、吉成氏はその「サブ」という言葉が嫌いということで、この両作品は今後の発展で「サブが取れて、カルチャーのひとつになっていくと思う」とも語った。
一方の出澤氏は、まず昨年世間を騒がせたことを謝罪したあと、この4月からネットに特化した新しいライブドアとして新会社を設立することに言及。「今後は、この両作品がフラッグシップとして活躍してくれると期待している」と語った。
その後、進行役を担当していたファンワークス代表取締役の高山晃氏と、ライブドアのネットアニメ・プロデューサーの辻勝明氏の4名がガッチリと握手を交わし、発表会は終了となった。
「東京国際アニメフェア」会場では、中京テレビ放送/ライブドア/ファンワークス合同ブース(G-23)にて、「やわらか戦車」と「くわがたツマミ」のグッズを多数紹介。そのほかにも会場の各所で、「やわらか戦車」関連のグッズが飾られており、その人気の高さを伺わせていた。
《デイビー日高》
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