【スピード速報】ついに無線の実速度がダウンロードでもADSLを超える。Bフレッツも増速中
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
今回は2007年3月27日〜4月2日の測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた回線種別解析を行い、回線種別ごとの平均アップロード速度(アップ速度)、ダウンロード速度(ダウン速度)を算出した。
図を見ての通り、無線インターネットのダウン速度がADSLと肩を並べるに至っていることがわかる。ADSL各種を合計するとダウン速度が6.5Mbps、アップ速度が1.9Mbpsであることから、無線インターネットのダウン速度は実質的にADSLを超えており、アップ速度では3倍以上の差になっている。
【スピード速報】の連載を開始した頃から、無線インターネットの普及と充実は急速に進んでおり、各回線種別の中で最大の増加率になっている。実際に、昨年11月に掲載した「TEPCOひかり(※)がアップでも45M超!無線はアップ・ダウンの差が最小」と比較してみると、無線インターネットは、ダウン速度で153%、アップ速度で143%の伸びとなっている。
なお、これ以外の主な回線種別では、Bフレッツが増速(ダウン速度:114%、アップ速度:117%)、ひかりONEは微減(ダウン速度:98%、アップ速度:92%)、CATVインターネットは微増(ダウン速度:107%、アップ速度:108%)であった。
プラスマイナス10%程度の増減は、季節変動の範囲とも言えるが、無線インターネットの1.5倍増速はインターネットインフラ全体に影響をあたえる変化と考えられる。今後も数か月ごとに解析していこう。
(※)「TEPCOひかり」は現在の「ひかりONE」。
《平野正喜》
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