ネット&リアルで相乗効果〜主婦層向けクチコミサービス「MamaBuzz」
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ハー・ストーリィは、約10万人の主婦会員組織を保有し、17年前より主婦シーダー(オピニオンリーダー)のクチコミを通じたマーケティング・販促支援サービスを提供している。一方、サイバーエージェントグループのサイバー・バズは主婦を中心にブログ・インフルエンサー(人気ブロガー)限定に特定の商品・サービスの体験機会を提供し、その感想をブログに掲載してもらうことで、ネット上でのクチコミ派生を行うサービスを提供してきた。
同日に都内で開催されたフォーラムにおいて、日野佳恵子 ハー・ストーリィ代表取締役、宮崎聡 サイバー・バズ代表取締役社長は「お互いが異なる部分で強みを持っている。ネットとリアルで提携したらおもしろいと感じた」と今回の事業提携についてコメントするとともに、今回の事業について発表。主婦におけるCGM利用が急速に進んでいることを受け、両社による主婦向けクチコミ共同商品を企画、今回の発表となった。
企業向けに500万円でサービスを提供、ブロガーとシーダーの報告が集約されたサイトとしてハー・ストーリィの提供するオンラインサイト「おしゃべりnet」に商品ページを掲載する。
具体的には、各インフルエンサーが採り上げたブログ記事を自動巡回でサイトトップに記事として掲載すると同時に、主婦モニタの試食コメントが並列に掲載されるというサンプルサイトを例に、相乗効果と派生効果をクチコミで高める仕組みが説明された。
対象となる主婦インフルエンサーは、20〜40代中心として、各年代にバランスよく分類。これにより、幅広いターゲットに対するクチコミ効果を期待することができるとのこと。さらには、両社の抱える会員のクチコミ情報を「おしゃべりnet」に集約し、その場で潜在顧客に対しサンプリングの機会を提供することで、長期のクチコミ効果が見込めるとした。
《冨岡晶》
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