無償メールクライアント「Thunderbird 2」がリリース
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メジャーバージョンアップとなるThunderbird 2では、タグ機能、選べるフォルダビュー、メッセージの表示履歴、高速な検索機能を備えることで、簡単にメール整理ができるようになったのが大きな特徴となっている。
また、従来バージョンと同様にアドオンを用いることで、共有アドレス帳、IP通話から高度なネットワークツールに至るまで、さまざまな機能を直接Thunderbirdへ取り込み、ユーザに合わせた柔軟なカスタマイズができるようになっている。
Thunderbird 2の主な新機能と改良点は以下のとおり。
●メッセージへのタグ付け
メッセージに「イベント」「週末のプロジェクト」といったタグを付けて整理することで、情報を簡単に追跡・検索できる機能。標準のタグとして「重要」「仕事」「プライベート」「To Do」「後で」を選べるほか、任意のタグも作成可能。また、ひとつのメッセージに対していくつでもタグを割り当てられる。
●メッセージの表示履歴
複数のフォルダを行き来しているときも、ツールバーの「戻る」「進む」ボタンを使って、ワンクリックでメッセージの表示履歴がたどれる、Webブラウザの履歴と同じような機能を装備。
●高速な検索機能
文字を入力し始めると即座に結果が表示される「インクリメンタルサーチ」(逐次検索)機能を使って、フォルダ内や表示しているメッセージの本文をすばやく検索可能。また、同じ件名や内容のメッセージを何度も検索する手間を省けるよう、検索条件を「検索フォルダ」として保存し、常に最新の結果を表示できるようになっている。
●Webメールサービスへの簡単なアクセス
「Gmail」「.Mac」といった人気Webメールサービスに対応。ユーザ名とパスワードを入力するだけで、面倒なサーバ設定を行うことなく各アカウントへアクセスできる。
●柔軟なカスタマイズ
何百種類とある無料のアドオンを使うことで、Thunderbird 2の外見や使い勝手、機能を自分の好みに合わせてカスタマイズ可能。また、独自のテンプレートを作成しておくことで、メッセージの編集時間を節約できる。
《村上幸治》
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