【スピード速報】FTTHの集合住宅タイプはやはり一戸建てタイプよりやや遅い
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
一般に、集合住宅のFTTHは、建物まで光で建物内をVDSLやLANで共有するので、独立の場合とは速度差があるといわれている。そこで今回は、2007年4月10日〜4月16日の測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた回線種別解析を行い、マンションタイプの平均ダウンロード速度と、マンションタイプを除いたFTTHの平均ダウンロード速度を比較してみた。
まず、Bフレッツ・マンションタイプのプロバイダごとの測定件数シェアを求めたところ、シェア順にOCN、@nifty、BIGLOBE、ぷらら、So-net、ASAHIネットの6社が他社を大きく引き離していることがわかった。
この6社について、Bフレッツ・マンションにおける平均ダウンロード速度と、マンションタイプを除いたBフレッツ平均速度を求めたところ、前者のトップはASAHIネットであったが、後者ではBIGLOBEがASAHIネットを僅差で上回った。また、当然といえば当然だが、マンションタイプの平均速度はやはり一戸建てタイプの速度より減速していることが今回の調査では裏付けられた形となった。なお、前者と後者の比率を「減速比」として算出してみたところ、差が大きいプロバイダと小さいプロバイダがあることがわかった。
ただし、マンションタイプのFTTHがすべて共有型というわけではない。最近のマンションには、各部屋までFTTHを敷いている物件も増えている。また、VDSLではなく、LAN方式で共有している場合、LAN内の混雑状況によっては一戸建てタイプと同等なこともある。
《平野正喜》
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