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NTTデータ、安全に複数の銀行の手続きが行える法人向けにサービス

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 NTTデータは21日、ネットワーク基盤サービス「VALUX(バリュックス)」の提供を開始した。月額利用料金は1企業あたり3,000円前後の予定。

 VALUXは、企業内の各端末にインストールされている電子証明書を利用して、社内LANなどからアクセスしているネットワーク端末の認証と、金融機関への端末情報通知を行うサービス。同社の金融業務自動化サービス「ANSER」と組み合わせることにより、インターネットからワンストップで複数の金融機関との取引が行える、金融機関向け「次世代バンキングサービス」が利用可能となる。

 次世代バンキングサービスでは、即時振り込みや残高照会といったANSERで提供されていた取引に加え、一括での総合振込や給与・賞与振込などを行うデータ伝送サービス業務も取り扱われる。また、専用接続ソフトを利用することにより複数の金融機関と統一された画面、操作方法で取引できるほか、インターネット回線が利用できるので電話回線からのアクセスと比較して通信速度が高速、エンド・トゥ・エンドでの通信回線の暗号化対応、資金集中配分サービスの利用が可能だ。

 同社では、次世代バンキングサービスを提供する金融機関は平成19年度中に50を超え、利用企業は平成21年度末に約4万社、平成26年には30万社を超えると予想している。なお、次世代バンキングサービスの導入・接続が決定している金融機関は以下の通り。

1.  平成19年5月開始の金融機関、業態センタ
   京都銀行、池田銀行、しんきん情報システムセンター
2. 平成19年度上期開始予定の金融機関
   みずほ銀行、千葉銀行
3. 平成19年度下期開始予定の金融機関
   みずほコーポレート銀行、岩手銀行、群馬銀行
4. 導入を前向きに検討されている金融機関(具体的時期検討中)
   りそな銀行、埼玉りそな銀行、北海道銀行、荘内銀行、東邦銀行、武蔵野銀行、千葉興業銀行、横浜銀行、北越銀行、八十二銀行、近畿大阪銀行、鳥取銀行、福岡銀行、佐賀銀行、西日本シティ銀行、シティバンク、エヌ・エイ、北日本銀行、大光銀行、名古屋銀行、中京銀行、島根銀行、熊本ファミリー銀行、京都信用金庫、京都中央信用金庫

 また、今後のVALUXサービスの展開については、ペイジーや会計ASPサービスなどの決済関連サービスとの接続も検討中としている。

《富永ジュン》

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