パイオニア、低音ズレ補正技術を搭載した7.1ch AVアンプを55,000円で
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同製品は、06年9月に発売された同社製AVマルチチャンネルアンプ「VSX-516」の後継機種で、実用最大出力100W×7ch、定格出力75W+75Wの7.1ch AVアンプ。従来機からの改良点として、マルチチャンネル再生時の低音のズレを解消する同社独自の技術「フェイズコントロール」や、壁や天井に音を反射させる音響技術「フロントサラウンド・アドバンス」を搭載しており、周波数特性を加工せず、左右の耳で感じる音圧差のみを制御することによって、自然なサラウンドを実現するという。また、従来機にも採用される、独自の温度補正回路を組み込んだハイブリッド構造のパワーIC「PHA(Pioneer Hybrid Amplification)」の性能を強化。歪み率を0.08パーセントとするともに、チップのサイズを小型化することでノイズ発生源からの影響を軽減したという。
フロントパネルには従来機と同じくUSB入力端子を装備。USBメモリやデジタルオーディオプレーヤーなどに記録した音声圧縮ファイルの再生に対応する。再生可能な音声圧縮ファイルはWMA、MP3、MPEG-4 AAC(いずれもDRM非対応)。デコーダーはWindows Media Audio 9 Professional(WMA9 Pro)をはじめ、ドルビーデジタルやDTS、ドルビープロロジックIIxなどに対応する。そのほか、720P対応のD4端子(入力2系統/出力1系統)を装備。音声ファイル圧縮時に失われたデータを補正する「サウンドレトリバー」や、自動音場補正システム「オートMCACC」などの機能を従来機より継承する。
本体サイズは幅420×高さ158×奥行き352.5mmで、重さは8.8kg。
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