日本HP、小規模ネットワーク向けに統合ストレージシステムを拡充
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新たに強化されるラインアップは、ラック型ストレージ「HP StorageWorks 1200 All-in-One Storage System」(AiO1200)4製品と、タワー型ストレージ「HP StorageWorks 600 All-in-One Storage System 1.8TB-SAS」(AiO600)1製品の計5製品で、同日より発売される。価格はAiO1200が113万4千円から、AiO600が157万5千円となっている。
AiO1200は、中規模ネットワーク環境までをカバーする、スペース効率の高いラック専用モデル。2Uラックに12本のディスクを搭載し、最大9Tバイトのストレージ容量をSANストレージ、ファイル共有、バックアップの組み合わせで使用できるのが特徴だ。ラインアップとして、SATAモデル2製品(3Tバイト、9Tバイト)とSASモデル2製品(1.7Tバイト、3.6Tバイト)の4製品が用意されている。一方のAiO600は、小規模IT環境に特化したタワー型モデルで、新製品はユーザーからの要望が高かったという大容量のSAS対応が特徴となっている。
AiOシリーズは、「HP ProLiant Storage Server」(ファイルサーバ、NAS)としての無制限CAL、スナップショット機能に加え、共有フォルダの動的拡張、無停止バックアップ、重複ファイルの統合管理などの機能を搭載したストレージ製品。今回の新モデルでは、サーバ間のデータ複製を可能にするソフトウェア「HP StorageWorks Storage Mirroring」に対応したことにより、リアルタイムのデータ複製が可能となり、小規模、低価格での災害対策や事業継続といった企業ニーズにも応えられるとしている。
《村上幸治》
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