アジレント、次世代携帯電話向け3GPP LTE信号発生ソフトを発表
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「Signal Studio」は、次世代携帯電話通信向けの3GPP LTE対応製品の設計・評価において、規格に基づき最適化されたLTE信号を発生することができる、PCベースのソフトウェア。同社のベクトル信号発生器「Agilent N5182A MXGシリーズ」または「Agilent E4438C ESGシリーズ」とともに用いる。
ベクトル信号発生器とともに用いて信号を発生させることで、エンジニアは、パラメトリックテストや機能テストと同じ環境下で、設計中の部品や機器の特性評価や改善を行うことができるようになる。
「Signal Studio」では、LTE対応携帯電話端末や基地局に用いられるパワーアンプなどの部品のテストや評価に最適な、スペクトラム的に正しい信号を生成。適切なバンド幅、ピーク対平均電力比、スペクトラム形状を持つ等、現実の世界の信号を擬似することができる。
また、特定のアプリケーション向けに信号特性を最適化するため、LTEのパラメータを調整できる。調整可能な主なパラメータとしては、バンド幅(1.25、2.5、5、10、15、20 MHz)、変調方式(QPSK、16QAM、64QAM)、チャンネル数、チャンネルのタイプ(データまたは制御)、チャンネル・パワー・レベル、ペイロード・データ、リソース・ブロック・アロケーションなど。
参考販売価格は、N7624B-SW1 Signal Studio for 3GPP LTE(E4438C ESG用)が50万円、N7624B-SW3 Signal Studio for 3GPP LTE(N5182A MXG用)が40万円となる。
《冨岡晶》
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