【続報 その1】Advanced W-ZERO3[es]——喜久川社長はマツケン似?(筧利夫談)盛り上がる発表会
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
続けて「スマートフォンとは、携帯の機能とPCの機能を搭載した電話機であると考え、この考えに基づき2つのシリーズを出した。1つは、よりPCとして使えるW-ZERO3。もう1つは、より携帯として使えるW-ZERO3[es]。携帯として使えるスマートフォンには、サイズ、スペック、操作感の3つのポイントがあるが、今回紹介するW-ZERO3[es]は以前の製品から、こういったポイントを改善した」と語った。
さらに、「より携帯として使えるスマートフォンのハードウェアは、シャープさんに非常に良い開発をやっていただいたと考えます。さらにワールドスタンダードであるMicrosoftのWindows Mobile 6を搭載して作られたスマートフォンは、世界に胸を張れる商品であると自負しています」と続けた。
喜久川氏に続いてシャープの代表取締役副社長 松本雅史氏が登壇し、新商品となるAdvanced/W-ZERO3[es]の概要の紹介が行われた。Advanced/W-ZERO3[es]は、携帯としてのこだわりをもたせるため幅50mm、厚み17.9mmというサイズにこだわったこと、AQUOSで培かわれた技術を応用した3型のモバイルASV液晶が搭載されたこと、カーソルキーを指でなぞることで画面のスクロール操作が行える「Xcrawl」が搭載されていること、IrDAとIrSSに対応する赤外線通信機能が搭載されていることなどが進化のポイントとして紹介された。
シャープの松本氏の次に登壇したのは、マイクロソフトの代表執行役 社長 ダレン・ヒューストン氏だ。ダレン氏はAdvanced/W-ZERO3[es]に搭載されているOS「Windows Mobile 6 日本語版」について「最強のモバイルメッセージング」「最高のWebエクスペリエンス」「セキュリティ&開発性強化」の3つの点で優れているということをアピールした。
その後、ウィルコムの喜久川氏が再度登壇し、改めてAdvanced/W-ZERO3[es]の特徴について紹介が行われた。特徴の紹介では、シャープの松本氏が紹介した進化のポイントに加え、CPUがMarvell社のPXA270 520MHzでメモリ容量が倍増されたこと、カメラ機能の向上、液晶のタッチパネル機能の向上、オプションで用意されるワンセグ機能、などが紹介された。
そして発表会の最後には、ウィルコムのCMに出演するとともに、自身もウィルコムの端末を使用している俳優の筧利夫氏が登場し、ユニークな語り口調でAdvanced/W-ZERO3[es]を紹介し、会場を大いに沸かせた。
《青木聡史》
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