【Interop Tokyo 2007 Vol.8】シスコがメッシュネットワークソリューションをデモ
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「Cisco Aironet 1500シリーズ」は、米国シリコンバレーの公衆ワイヤレスネットワークサービスに採用予定の製品。シリコンバレーではAzulstar Networks、シスコシステムズ、IBM、Seakayによる共同組織「Silicon Valley Metro Connect」によって、240万人が利用可能なメッシュ型の公衆無線LANサービスが構築される。日本では、総務省による「四国地方におけるデジタル・デバイド対策のための無線LANの活用に関する調査検討」にて国内初の実績がある。ちなみに「3200シリーズ」は、船舶や車両などに搭載されることを想定している。救急車、消防車に搭載すればセンターとのコラボレーションがリアルタイムで行える。
ブースでは、電柱にみたてたポールに取り付けられた本体を見ることができた。サンノゼ本社のビルにも取り付けられており、パソコンには2つのゾーンを形成する本社のメッシュネットワークをリアルタイムで表示。ネットワークが使われているか使われていないかが表示されていた。また、同じゾーンの下にどんな端末がつながっているか、違法な端末(許可された端末)ではないかどうかなども確認できた。アライアンス&テクノロジー 先進ソリューション開発 シニアソリューションアーキテクトの郭宇氏は「我々はアクセスポイントという機器の提供だけではなく、利用シーンも考えたソリューションとして提供していく予定だ」と話した。
モバイルアクセスルーターは、JR西日本やつくばエクスプレスにも採用されているという。郭宇氏は電子ペーパーを使った社内広告配信についても期待できるとしている。
《RBB TODAY》
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