ソフトバンクとSBI、MarketXT社との3年越しの訴訟に和解
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6月18日、ソフトバンクテレコムとSBIは、2004年6月のMarketXT社の売却に端を発する一連の損害賠償請求について、同社管財人らと和解したと発表した。
今回の発表でソフトバンクとSBIは、MarketXT Holding Corp.の管財人および同社の債権者委員会に対して解決金を合計で1,800万米ドル(1ドル123円換算でおよそ22億円)を支払うことで、原告側は本件について訴訟をとりさげ、今後いっさいの請求をしないことで合意したとしている。
この訴状は、2004年、当時ソフトバンクの全額出資子会社であるソフトバンク・ファイナンス(現SBI)に対して、MarketXT社が起こした訴訟まで遡ることができる。当時、MarketXT社の子会社をE*TRADE社に売却した行為が、当時役員を派遣していたソフトバンクとSBIに不正行為があったというもので、その後MarketXTの破産にともない、原告は同社の管財人らに移っており、損害賠償請求額は3億米ドル(約370億円、同前)になっていた。
ソフトバンクテレコムは、今後の訴訟費用やリスクを考慮して、現時点での軽微な和解金で解決することは妥当であるとしている。また、同社は、2006年度決算に、15億近い金額を訴訟費用などのため特別損失として引き当て済みであるので、ソフトバンク本体への連結決算に与える影響も軽微としている。
今回の発表でソフトバンクとSBIは、MarketXT Holding Corp.の管財人および同社の債権者委員会に対して解決金を合計で1,800万米ドル(1ドル123円換算でおよそ22億円)を支払うことで、原告側は本件について訴訟をとりさげ、今後いっさいの請求をしないことで合意したとしている。
この訴状は、2004年、当時ソフトバンクの全額出資子会社であるソフトバンク・ファイナンス(現SBI)に対して、MarketXT社が起こした訴訟まで遡ることができる。当時、MarketXT社の子会社をE*TRADE社に売却した行為が、当時役員を派遣していたソフトバンクとSBIに不正行為があったというもので、その後MarketXTの破産にともない、原告は同社の管財人らに移っており、損害賠償請求額は3億米ドル(約370億円、同前)になっていた。
ソフトバンクテレコムは、今後の訴訟費用やリスクを考慮して、現時点での軽微な和解金で解決することは妥当であるとしている。また、同社は、2006年度決算に、15億近い金額を訴訟費用などのため特別損失として引き当て済みであるので、ソフトバンク本体への連結決算に与える影響も軽微としている。