NECディスプレイ、スクリーンサイズ横幅20mまで対応する業務用DLP Cinemaプロジェクター——コントラスト比は2,200:1以上
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NC1600Cは、米テキサス・インスツルメンツが新規開発した「0.98型 DLP Cinemaチップ」を搭載したDLP Cinemaプロジェクター。解像度は2,048×1,080ピクセルに対応。コントラスト比は2,200:1以上になるという。デジタルシネマやハイビジョンなどの高解像度で、高コントラストを要求する入力ソースを忠実に再現する。スクリーンサイズは、米国の映画業界団体であるDCIが制定した上映規格に準拠した、横幅20mまで対応する。
本体はプロジェクターとランプ電源部が一体型で、従来モデルよりも約32%減となる小型・軽量化を実現。可搬性の向上を図っている。そのほか、上映作品ごとに画面サイズに合わせてレンズのズーム位置やシフト位置を記憶できるレンズメモリ機能や、上映作品ごとにスクリーン上の映像の明るさを記憶させることができるランプパワーメモリ機能を搭載する。また、従来は2台必要だった3D映像の投写がNC1600Cなら1台で可能だ。
投写方式は3チップDLP方式。光源はキセノンランプ。入力端子はDVI-D×1/HDSDI×2。本体サイズは幅700×高さ503×奥行き990mm。重さは99kg。国内外向けに、1年間で1,500台の販売を見込んでいるという。
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