【スピード速報】《関東特集》東京・神奈川・埼玉が圧倒的に速く「南高北低」
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今回は2007年6月13日〜6月20日の測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた発信地解析を行い、関東地方からのデータについて回線種別ごとのダウンロードの平均速度(ダウン速度)、アップロードの平均速度(アップ速度)を算出した。なお、この統計では、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県(以上、都道府県コード順)の1都6県を関東地方とした。
図を見ての通り、全ての数字において東京都が他県を引き離した。無論、関東のみならず全国でもトップであり、速度トップの「一極集中」が続いている。全回線の平均速度で東京に続くのは神奈川県、FTTH(光)回線では埼玉県で、この2県に千葉県を含めた3県までは、全てにおいて全国平均を上回っている。
これに対して、北関東3県(茨城県、栃木県、群馬県)は、全ての数字において、全国平均を上回ることができなかった。ダウン速度においては平均に近い速度が出ているが、アップ速度は南関東1都4県に大きく引き離されており、情報発信にはストレスのたまるような速さである。東京とその近郊への過度の集中を緩和するために、企業や大学のサテライトや、SOHOのような形態からインターネットを活用するには、情報発信の速度の改善が必要であろう。
《平野正喜》
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