ソフトバンクモバイル、フェムトセルを使った通信システムの免許取得と実証実験
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フェムトセルは、家庭やオフィスなどの狭いスペースに設置できる超小型携帯電話基地局。ADSLやFTTHなどのブロードバンド回線とフェムトセルを接続することで、既存の携帯電話による屋内での通話・データ通信がより高品質となる。
発表によると、実証実験は取得免許の最大有効エリアとなる一都三県で実施され、実施期間は2007年6月から12月までの約半年間。実験用基地局数は6局、実験用携帯電話端末数は最大12台。周波数帯は2GHz帯を利用する。ソフトバンクBBの協力の下、ソフトバンク3G携帯電話とYahoo! BB ADSL/光サービスによる音声通話、HSDPA方式データ通信、テレビ電話、マルチコールなどの実験を行い、伝送回路にブロードバンド回線を使った場合の安定性や携帯電話のコア・ネットワークの接続方法、フェムトセルの電波伝搬特性、携帯電話ネットワーク基地局との間の電波鑑賞の調整方法の検証、性能評価を行う。
《富永ジュン》
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