【スピード速報】夜は光ファイバ、昼はCATVという利用者傾向が固定か
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今回は2007年7月3日〜7月9日の1週間に渡る全測定データを無条件に用いてIPアドレスなどを用いた回線種別解析を行い、時間帯ごと(2時間単位)の測定数の回線種別によるシェアを算出した。
グラフを見ての通り、20時台から深夜2〜3時台においては、FTTH(光ファイバ)からの測定数が半数を超えている。しかし、明け方から夕方においては、CATVからのアクセスが目立ち、特に4時から5時の早朝においては3分の1以上がCATVであり、光ファイバのシェアに迫っている。
これに対して、ADSLは最大である深夜22〜23時では17%を占めているが、この時間を除けばかなり小さくなっており、特に4〜5時では10%を切るという極端な結果となった。時間別とはいえ、ADSLの退潮がかなり明白に浮きあがってくる。
このことは、昨年末に同じテーマで集計した「夜間利用者の過半数は光ファイバだが、昼はCATVが肉薄」と比較すると明らかで、時間帯によってはこの半年強でADSLが半減していることになる。
なお、夜は光ファイバ、昼はCATVという利用者傾向は変わっておらず、ADSLから光ファイバとCATVへのシェア移動により、この傾向がより明確に固定化されているように考えられる。今後の動向に注目したい。
《平野正喜》
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